今日、最初のお客さんはAちゃん(60才)とBちゃん(59才)。
今日は、あべのハルカス(近鉄百貨店)を見に行って来たそうです。
すごい人混みで、エレベーターは5分待ちだったそうです。
警備上、仮設の柵が設けられていたそうです。驚き。
ハルカスについては、行った時間帯によるのか、人によっては「空いていたよ」と言う人もあれば、「混んでいたよ」と、言う人もあり、様ざまです。
Aちゃんが「殿様キングスがクラシックを唄った曲があるよ。白鳥の湖を『哀愁海峡』と云う題で唄っているよ」と、言いました。
ユーチュウブで聞いてみようと調べて見ましたが、題名が違っていました。
インターネットで調べたら、「殿キン・カンタービレ〜バロック・クラシック」と云うアルバムの中に「たそがれ海峡」と云う曲があり、この曲が白鳥の湖の様でした。
Bちゃんは、ゲイスナックデビューはすごく遅いそうです。
これまで、何度かスナックには行ったそうですが、楽しくはなかったそうです。
「Aちゃんと2人でスナックに行くようになり、肩ひじを張らずに(リラックスして)飲める様になった」そうです。
Bちゃんが、しみじみ言いました。
「Aちゃんと出会えて良かった。これまではEとかRに行って、(性の)処理をしていたけれど、終わった後がむなしかった。けれど今は週に1度、Aちゃんに会うことで、生活の張りも出て、いついつAちゃんに会える(セックスが出来る)と思うと、仕事も頑張れる。」と。
いつも口喧嘩をして、意地を張りあっている2人ですが、今日もセックスをしてからの来店。
出会えたことを、心から幸せと思えるって、素晴らしいことだね。
Cちゃん(66才)の来店。
夜に眠れないので一日中、テレビを点けているそうです。
この頃は、朝からビールを飲み、ウトウトしているそうです。
小便の切れが悪いそうです。
家では小便後の小便(尿漏れ)でパンツを汚し、一日に3回もパンツを換えることもあるそうです。
部分入れ歯の調子が悪く毎週、歯医者に行っているそうです。
ただ、生きていること。それも一つの人生だね。
Dちゃん(47才)の来店。
「いつから大阪に来ているの?」と岡ちゃんが聞くと、「今、大阪で働いています」と、Dちゃんが言いました。
Dちゃんは北海道の人。
これまでは大阪が好きで、よく大阪に遊びに来ていましたが、まさかDちゃんが大阪に移り住むとは、岡ちゃんも私も驚きました。
Eちゃん(38才)の来店。
Eちゃんは付き合っているお父さんと「美空ひばりのフイルムコンサート」に、行って来たそうです。
フイルムコンサートは昭和50年代に、関東のローカルテレビ局が作った「ザ・スター」と云う番組のフイルムをデジタル化したものだそうです。
大阪では放映されていない番組だそうです。
ひばりが暗い中からスポットライトを浴びて登場するたびに、オバチャン達が「ひばりちゃーん」と、大きな声で叫び、拍手をしていたそうです。
オバチャンパワーはすごかったそうです。
入場料は1人2,000円だったそうですが、良かったそうです。
ゲイらしき人達も結構、いたそうです。
Fちゃん(48才)の来店。
Fちゃんはスパワールド(新世界の天然温泉・入館料1.000円)に行き、アスレチックジムコーナーでトレーニングをしてからの来店。
今日は、ガタイの良いゲイの若い子が、多かったそうです。
「木曜日は何故か、そう云う子がよく集まっている」と、Fちゃん。
Fちゃんは機関銃の様に、色んなことを話していました。
長崎の精霊流は感動した。
亡くなった人の御霊を見送る人達の気持ちが、ひしひしと伝わって来たそうで、長崎くんちにも感動したそうです。
祭りに参加できる喜び、感動に、若者は涙していたそうです。
日本の渚100選に選ばれている五島列島の砂浜「高浜(五島市)」にも行ったそうですが、心洗われる壮大さで、感動をしたそうです。
Fちゃんは今、大国町に住んでいます。
「大国町は住みやすい」と、Fちゃんは絶賛。
Fちゃん(宮崎出身)は今までに何度も引っ越しをしたそうです。
引っ越した所を、Fちゃんは言っていたけれど、大阪府のはずれの辺鄙な所ばかりでした。
「知ってる?知ってる?勝間街道(こつまかいどう)や勝間凧(こつまだこ)を」と、Fちゃん。
昔、大国町の辺りに、勝間街道があったそうです。
この後もFちゃんは、実に色んなことを、話して帰って行きました。
インターネットのオークションのこと。
ドラム式の洗濯機を20,000円(送料5,000円)で落札したとか。ダイソンの掃除機を落札したけれど、すごく良いとか。
沖縄の珪藻土コースターは、水を吸収して直ぐに乾くよとか。
いっぱい色んな話を聞いて、私の頭の整理がつかなくなり、こんがらがってしまいました。