Aちゃん(62才)は、何年前のことか知らないけれど、胸が苦しくなって住友病院(北区中之島)に電話をしたそうです。
症状を訴えると、「すぐに来て下さい」との返事で、直ぐに住友病院に行ったそうです。
「救急車を呼んだの?」と聞いたら、「歩いて行った」とのこと。
住友病院はAちゃんの家(西区)からは、土佐堀橋を渡ったら直ぐ。
歩いて5、6分とか。
それを聞いていたBちゃん(60才)が、「良い所に住んでいるんですね」との一言。
病院に行ったら、直ぐ手術。
「何かあったら困るので、身内の人の電話番号を教えて下さい」と、看護師。
手術を終えたら、身内が集まっていたそうです。
「胸にはステントが3つ、入っている」と、Aちゃん。
Bちゃんは、何年前のことか知らないけれど、職場で胸が苦しくなったそうです。
会社の嘱託医の所に行くと、救急車を呼ばれて住友病院に搬送されたとか。
「ニトロは持っているの?」と、Aちゃんが聞いたら、今は持っていないけれど、医者からもらっている」との返事。
Aちゃんも、今は持っていないけれど、ニトロをもらっているそうです。
「わー、2人もニトロを持ち歩いてないの。何かあったら大変だよ」と、私。
緊急手術に関して、「シャツやパンツをハサミで切られて、裸にされた。恥ずかしかった」と、Aちゃん。
Bちゃんも、同じ経験をしたそうです。
シャツやパンツを脱がす、時間の余裕もないのでしょうか?
Aちゃんは、自分で両手首の脈を測り「脈は弱いけれど、正常に打っている」と、言っていました。
私もAちゃんに脈を診てもらったら、「大丈夫、強く打っている。長生きするよ」と、行ってくれました。
Aちゃんも、Bちゃんも、言っていました。
「手首の動脈からカテーテルを入れるのは良いけれど、抜いた後の止血が大変だった」と。
Aちゃんは半年に一回、Bちゃんは毎月、病院に行かなくてはならないそうです。
AちゃんがBちゃんに、「住友病院での担当医はだれ?」と聞くと。
「昨日、行って来たけれど、誰だったけ?難しい名前の人。40くらいの人」と、Aちゃん。
「僕の担当は50くらいの人で、可愛い人だよ。名前は覚えていないけれど」と、Bちゃん。
病院の担当医って、みんな以外に覚えていないんだよね。不思議。
これは余談ですが、Aちゃんの息子は静岡でお医者さんをしています。
和歌山から来たCちゃん(58才)は、Bちゃんのことをチラチラ見て、言いました。「どこかで会っていますよね」と。
BちゃんもCちゃんを見て、“どこで会っていたのだろう?”と、考えました。
その結果、名古屋のゲイスナックでよく会っていたことが判明。
その時はCちゃんは一人だったけれど、Bちゃんは何時も二人連れだったそうです。
Bちゃんの連れが、どんな顔だったかをCちゃんが思い出せなかったので、Bちゃんが携帯で彼の写真を見せて上げていました。
そして、Bちゃんが言いました。「今、彼は6つ下です」と。
付き合っていた当時は、彼が年上だったけれど、彼が亡くなって、Bちゃんが彼の歳を超えて今は、彼が年下になった・・と云う意味。
と云うことは、彼はだいぶん前(少なくても7年前)に亡くなったのでしょうね。
Cちゃんの話では、日本全国あらゆる所に転勤をしたようです。
北海道の流氷の話や、冬の暖房の話などもしていました。
冬に一輪挿しが凍って、割れたそうです。
一輪挿しの水が凍って膨張して割れたそうですが、一輪挿しの形をした氷に花が刺さっていたそうです。
勤務先で一番、思い出に残っているのは、富士市(静岡県)だそうです。
製紙工場がいっぱいあって臭かったそうですが、富士山は綺麗だったそうです。