月曜日

Aちゃん(60過ぎ)と、Bちゃん(50過ぎ)は今日、天王寺で鰻を食べて来たそうです。

この間の土用の丑の日に、鰻を食べれなかったので、今日、食べて来たそうです。

Aちゃんは、ゲイの世界を知って、まだ10年ちょっと。

新世界に飲みに来出して、まだ3年。

新世界は恐い所だと、聞かされていたそうです。

新世界が珍しかったのか、短期間の間に、Aちゃんは色んな店に行ったみたいです。

Aちゃんが、某スナックに行った時のことを話してくれました。。

店は混んでいて、Aちゃんの隣の席しか空いていなかったそうです。

そこに年配の人が店に入って来たので、「ここが空いていますよ」と、親切心で席を勧めて上げたそうです。

そのお爺さん、何を勘違いしたか分からないけれど、こう言ったそうです。

「済みません。私は95才ですが、老け専ですので」と。

若専のAちゃんですが、「95才の人に振られた」と言い、笑っていました。

95才の年齢の人が新世界まで、一人で飲みに来ること事態に驚くけれど、その95才の人がなお年配の人を探し求めているって、本当に驚きだね。

日本で、95才以上のゲイの人って、何人いるのでしょう?

ゲイの友達と某ゲイスナックに行ったら、先客(40代)が一人いたそうです。

その先客は甘ったるい声で、延々と、延々と、松田聖子の歌を唄い続けていたとか。

五月蠅くて友達と会話も出来ないので、出て来たそうです。

新世界のノンケのスナックに行った時のこと。

その時、店の客はAちゃんと、もう一人(常連客)。

ママが言ったそうです。 「あの人(もう一人の客)は、遠くから歌を唄いに来ているので辛抱して聞いて上げてね」と。

その客は一人で、そして連続で、延々と、延々と、唄い出したそうです。

五曲目までは、お愛想で(いやいや)手を叩いていたそうですが、六曲目を唄い出してからは無視をしたそうです。

そうしたら、その客が、歌の合い間にマイクを通して言ったそうです。

「この店の客は最低だな。歌を唄っているのに手も叩かん」と。

Aさんは会計をして、帰ったそうです。

B君はある時、新世界に自転車で飲みに来たことがあるそうです。

夜も遅い時間、いざ、自転車に乗ろうとしたら、タイヤの空気が抜けていたそうです。

明日の出勤にも自転車は必要なので、置いて行く訳にもいかず、困った困ったと、思っていたそうです。

そこで、ハッと思い出したとか。

確か、動物園前のドンキホーテに自転車売場があったなと。

早速、自転車を押してドンキまで行ったら、修理部品も売っていたそうです。

そこで虫ゴムと空気入れを買い、タイヤに空気を入れて、無事、帰ることが出来たとか。

動物園前のドンキは24時間営業だそうですが、「深夜の買い物客は、西成のホテルに泊まっている中国人ばかりだ」と、Aちゃんは言っていました。

Aちゃん、若い頃はヨーロッパの各国を旅したそうです。

中国などアジアは、仕事で行ったそうです。

外国での面白い話をいっぱい話してくれましたが、紙面がないので割愛をします。