今日の午前中、暑いな、暑いな、と思い、部屋の温度計を見たら32.8度。 あー、暑いはず。
今日、最初のお客さんはAちゃん(50過ぎ)。
Aちゃんは何時も、奈良のBさんのアッシー君をしていました。
Bさんは70代後半で杖を突いているので、Bさんが新世界に飲みに行きたい時はAちゃんが車で送り迎えしていました。
Bさんには奥さんも、子供も、孫もいます。
Bさんは家で、ゲイであることを隠してはいません。
だから、Bさんっちに行くと、Aちゃんがゲイであることがバレバレ。
Bさんっちで、Aちゃんは恥ずかしい思いをしているそうです。
そのBさん、体調をくずして病院に行ったら、「胆管がんで余命3ヶ月」と宣告されたそうです。
「余命3ヶ月」と言われても、Bさんは淡々としているそうです。
「僕は、あーは行かない」と、Aちゃん。
Aちゃんは天井知らずの老け専。
「Bさんと寝とけば良かった。無理やりにおかしてでも。そうすれば関係者としてゲイモードで、余命3ヶ月を悲しめるのに。肉体関係がない分、ノンケモードで悲しむしかない」と、Aちゃん。
何か小難しい話だけれど、何となく分かる気も。
一昨年に肺ガンで亡くなったCさん(享年72才)の時も、長らくアッシー君をしていました。
その時も、AちゃんとCさんの間には肉体体関係はなし。
「(そんなに早く亡くなるんだったら)Cさんとも寝とけば良かった」と、Aちゃん。
Aちゃんはもの凄くシャイ。
自分からは絶対、相手を口説いたり出来ない、待ち子です。
Aちゃんの隣の隣に、Dさん(山陽)が座りました。
Dさんは、Aちゃんの実のお父さんと同じ年(昭和12年)生まれ。
老け専のAちゃんにとってDさんは本理想のはず。
DさんがAちゃんを見て、「こんな体系(太っている)の子がタイプだな」とか、Aちゃんを暗に口説いているのに、Aちゃんは前を向いたまま「はー。はー」と生返事をするだけ。
Dさんが店に居る間、1度もDさんの方を向きませんでした。
これじゃー、男は出来ないよね。 永遠に。
「Aちゃんはこのまま、男がいない状態で死んでいくんだね」と言ったら、Aちゃんは苦笑い。
誰かが言いました。
「今日は阪神が勝ったね。阪神が勝つと広島も勝つし、阪神が負けても広島は勝つし、永遠に追いつけないね」と。
「プロ野球のオールスターが終わったら、広島にマジックが点くのと違う」と、違う誰か。
今日の日記にはまだまだ、書きたいことがあるけれど、日記が長くなるので割愛。