金曜日

Aちゃん(60半ば)、20代の頃は会社の寮に入っていたそうです。

その寮に、組合員らしき同期の男(仮にB)がいたとか。

Aちゃんと、Bが、50才になったかどうかの時、会社のリストラ。

Aちゃんは再就職したそうですが、Bは再就職をした形跡もなく、「どうしたのだろう?」と、Aちゃんは思っていたそうです。

それから15年。 

年金暮らしに入ったAちゃんに、友達が、「新橋のスナック△に行ってごらん」と、店を勧めてくれたそうです。

スナック△に行って、Aちゃんはビックリ。

スナック△のマスターが、昔、同期のBだったとか。

Bが言ったそうです。 

「いつか、君が飲みに来るだろうな、と思っていた」と。

Bの話では、「昔、〇〇サウナ(ゲイサウナ)で、君を見かけたので、僕はあわてて帰ったことがある」と。

その時から、Aちゃんが組合員だと、Bは知っていたそうです。

彼はリストラにあったのを機に、スナックを始めたのでしょう。

私の場合は、誰にも会う(再会する)心配がありません。

なぜか? 私には現在過去に、友達がいないからです。 

Cちゃん(60半ば・AB型)に、奥さん(A型)が言うそうです。

「あんたの言葉には主語がないから、何を言わんとしているのか、意味が分からない」と。

「主語がなくても、夫婦やから、分かるやろう」と、Bちゃん。

私はCちゃんの奥さんと、同意見。

岡ちゃんが言います。

「あれ、どうした?」とか。「あれ、どうする?」とか。

「あれ」、「あれ」って、何のことかわからないので、私は無視。

私は、聞こえなかった振りをします。

AB型の岡ちゃんと、A型の私。 Cちゃんの所と、全く同じです。

多分、痴呆の始まりで、物の名前が出て来ないので「あれ」で、済ませているのでしょう。

「あれ」、じゃー、意味は分からないよね。 全く。

もう、9月。 早いね。