心の隅で、そして何となく子供の頃から思っていることがあります。
遠い遠い旅に出たいなと。
誤解しないで下さい。
別に死ぬことを目的とした旅ではありません。
私の学生の頃、よく無銭旅行の記事や旅行記があったと思います。
小田 実の「なんでも見てやろう」という本を一心に読んでいました。
今でも自転車で国内旅行や世界一周旅行の記事が出たりします。
四国八十八か所巡りのお遍路の旅も盛んになっているようです。
言いたいことは、自分探しの旅がしたいのです。
世間体、仕事、親戚付き合い、隣近所のことをみんな捨てて、一人ぼっちの旅がしたいのです。
今のご時世では無銭旅行に出たとして、一時的な仕事やアルバイトをしながらの旅は無理なでしょうね。
「逃亡者」の元医師が逃亡(本当は犯人探しの旅)を続けますが、実際問題として食べていけるのでしょうか。
旅を続けるには、お金は兎も角として、頑強な精神と肉体が必要なんでしょうね。
芭蕉や山頭火のように俳句(または自由詩)でも作れて、飯の種にでもなるのなら良いけど、私にはそんな才能もないし。
こんなことを考えている限り、旅に出るのは永遠に無理でしょうね。
所詮、夢は夢でしょうか。