生死の境目

Pの来店。続いてQちゃんの来店。

Qちゃんが面白い話をしてくれました。

Qちゃん(50代)は骨董品(陶器)の収集や絵画を買い求めています。

百貨店で気に入った絵(埴輪の様な物を描いた絵)を購入したそうです。

でも、何となくその絵が気になり、知り合いのお坊さんに絵を見せたそうです。

そうしたら、「埴輪の様な物の肩に女の霊がいる。この絵は描いた人に返しなさい」と、言われたので画家の住所を調べて連絡をとり、画家に会ったそうです。

画家の話を聞くと「この絵を書いた頃に(画家の)育ての親(母)が死んだので、母を思いながら描いていた」とのこと。

結局、絵は画家に返しました。

画家は「代わりに絵を描いて差し上げます」と、去年の11月頃に言ったけれど、まだ絵は描いてもらっていないそうです。

年寄りの画家らしいけれど、「早く描いてもらわないと画家が死んでしまうよ」と、私は言いました。

でないと、高い絵の料金がパーになってしまいます。

Qちゃんが「子供の頃に人魂(ひとだま)を見たよ」と言って人魂を見た状況を説明すると、Pもヨーロッパでおばあさんの幽霊を見たことがあると話し出しました。

それから二人は「あちこちの淫乱サウナには幽霊(地縛霊)が出るらしい」と話しをしていました。

KちゃんとTちゃんの来店。WNちゃんの来店。

19日がTちゃんの45才の誕生日だったので、今夜お祝いをしました。

KちゃんとTちゃんは1ヶ月半振りの来店です。

何故Kちゃんが来ないのかを私達は心配をしていたので、「どうしていたの?」と聞くと、前回、店に来た後にKちゃん(50代前半)が入院をして生死の境目をさまよっていたそうです。

やっと先日退院をして、今日、店に来てくれたそうです。

だからKちゃんは「こうして“かけふの店”に来て、小さなこと、ささやかなこと(出来事)の一つひとつが嬉しい(生きていて良かった)」と言っていました。

臨死体験は特にしなかったけれど、夢でか、浮遊霊としてかはわからないけれど、“かけふの店”に来たのを覚えている」と、Kちゃんは言いました。

そして、Kちゃんは入院中の面白い話をいっぱい聞かせてくれて、みんなで大笑いをしました。

Kちゃん、生きて帰ってこれて良かったね。

これから身体に気を付けて、そして生身の身体で“かけふの店”に来て下さいね。

この店にはKちゃんの友達がいっぱい、いるからね。

Kちゃんは入院中の“かけふ日記”を、退院後3時間かけて読んでくれたとのこと。

Kちゃん、ありがとう。

今日は木曜日でしたが、多くのお客さんの来店がありました。

みなさん、ありがとうございました。