今夜の最初のお客さんはKちゃん。久し振りの来店。
Kちゃんはハッテン場の探訪が趣味です。
「最近、どこか(新しいハッテン場)に行った?」と聞いたら「どこも行っていない」との返事。
最近は新しいハッテン場はないそうです。
前々から行っている京都駅の側のサウナには今も行っているそうです。
屋上は開放されていて、真っ裸で焼いている人もいて、暗くなり始めると遊んでいる人もいるそうです。
Mちゃん、初めて来店。
MちゃんはスナックM時代から知っていますが、どこか行ったことのない店に行こうと“かけふの店”に来たそうです。
Mちゃんは褌愛好家ですが、褌の店に行って「褌を締めたことがありません」と言って、褌を締めてもらうのが好きだと、笑って言いました。
Mちゃんは数人とお付合いをしていますが、その中に自衛隊の人(58才)がいて、彼とはSMをしています。
MちゃんはSMの趣味はないそうですが、彼に惚れた弱みでSMの相手をしているそうです。
縛られてバックを犯されているそうですが、辛抱しているそうです。
Mちゃんはバックで感じたことはないそうです。
ゴールディンウィークに彼が来るそうですが、来たら一緒に飲みに来ると言っていました。
本当に来てくれたら嬉しいなと、私は思いましたが、ちょっとあてには出来ないな、とも思っています。
WNちゃんの来店。
ゴールディンウィークには又、中仙道への旅(歩いての旅)に行くそうです。
KNちゃんの来店。Nちゃんの来店。
テニスやバレーボールの話で盛り上がっていました。
KNちゃんは「連休は忙しい」と言ったので、仕事が忙しいのかなと思って聞いていたら、テニスで忙しいそうです。
日本のあらゆる所からゲイのテニス仲間が集まり、そのスケジュールで忙しいそうです。
Nちゃんは千葉県に行くそうです。
連休にはみんな色んな計画があるみたいです。
羨ましい限りです。
前に誰かが話していたのを、ふと思い出しました。
アメリカのゲイは二分化されていると。
努力をして励んでいるいるゲイと、何もしないでいるゲイがいると。
例えば身体を鍛えているマッチョの人と、そうでない人。
前者のゲイは表舞台で華やかだけれども、後者は閉じこもって陰で一人Hをしているような人達だと。
何を言わんとされていたのか、その時も今もはっきり分からないけれど、何か考えさせられる言葉でした。
私が自分は同性愛者ではないだろうかと気付き始めた時、何かに書いてありました。
同性愛者(ゲイ)は繊細で芸術などの分野で優れていると。
その時は、あーそうなんだ、ゲイであることを卑下しなくても良いのだと、何となく納得してゲイとして生きることを肯定したのだけれど、それ以後、単に自堕落にゲイとして生きてきたのではないだろうか?
あー、ちょっとはゲイとしての自分の生き方を考え直すべき時ではないだろうかと、何となく今、考えています。
終わり。