Mちゃんは家庭菜園が趣味とか。
茄子、キュウリ、かぼちゃ、玉ねぎ、ジャガイモ、もう何でも栽培しているとのこと。
話を聞いてビックリ、全て150本くらい。
(私は1株と、単位は株と思っていたら、1本、2本と言うらしいです)
肥料(腐葉土)から自分で作っているそうですが、出来すぎて困って、近所に配っても余り、保存が大変だそうです。
加工して冷凍保存しているそうですが、冷凍庫も満杯だそうです。
息子はゴーヤが好きで、スーパーでよく買って来ていたそうです。
「そんなにゴーヤが好きだったら作ってやろう」と言って、「いざ、ゴーヤを作ったら息子は全く食べなくなった」と言って、Mちゃんは笑っていました。
蕗(蕗)も作っているそうですが1度、植えたら毎年、生えてくるそうです。
早春の山菜、ふきのとう(蕗の薹)は蕗の花の蕾だそうです。
私は「蕗」と「蕗の薹」が同じ物(蕗)と、考えたことがないのでビックリしました。
話を聞いていたSちゃんが言いました。「(栽培している野菜の規模が大きいので)それって、家庭菜園とは言わないのと違う」と。
本当だね、農業だよね。
Mちゃんの生まれ育った家は農業ではなかったそうです。
子供の頃は「植物が好きだった」と、Mちゃんは言っていました。
近所の人には「(作物を)農協に出しなさい。家の前で売りなさい」と、言われているそうです。
Aちゃんが60才になった時、給料が30%カットになり、来月からは残業代が出なくなるそうです。
早朝出勤をして、“みんなに喜んでもらえれば”と云う思いで頑張ってきたけれど、今はやる気をなくしてしまったそうです。
世の中、不景気なので(現場を知らない)会社の人に「経費節減。経費節減」と、言われ続けているそうです。
代わりの人がいないので、有休を1度もとったことがないそうです。
1度も会社を休んだことがないとか。怪我をした時も出勤。
あ〜、何て言ってAちゃんを励ましたら良いか?解らない私でした。
私は考えました。会社の方針と考えが違った時、職場で虐めにあった時、やる気をなくした時、退職しても暫く暮らして行けるだけの蓄えって、みんな、しているのだろうか?と。