私が住んでいるマンションの、道を挟んだ向かいにあった解体中の銭湯の煙突が今日、なくなりました。
コンクリートの煙突を、てっぺんから削岩機で削っていっていました。
あー、銭湯の跡が更地になるのは直ぐ。
ここに銭湯があったことも、その中に、みんな忘れてしまうことでしょう。
今日、最初のお客さんは新規さん(Aさん、63才・滋賀県在住)。
かけふ日記を読んで、来てくれたそうです。
最初は緊張されていたけれど、時間が経つにつれてリラックスして、楽しそうでした。
Aさんは若い時から“自分は男が好きだ”と気が付いていたそうです。
田舎のことなので、35才の時に結婚。子供は3人。
20年前に彦根城がハッテン場だと知り、行って初体験。
そして4才上の人(ガッチリ体型)と付き合い出して20年。
でも、その人に最近、親しい男(ノンケ)が出来て、Aさんはイライラしているそうです。
周りにいた人達は、「焼餅だね」と、言いました。
滋賀県では、何処に行くにも車。
大阪に来て、久し振りに歩いたので、足が疲れ、身が入ったそうです。
周りの人とも会話をして楽しまれ、ボトルをおろして帰られました。
Bちゃん(58才)の来店。
同棲相手のCちゃんが実家(関東)に帰っているので、今は1人。
今日はスパワールド(新世界の天然温泉)に行って来たそうですが、オケケ(組合員)が多かったそうです。
「猫に餌をやらなくては」と言い、早く帰って行きました。
今日は1人なんだから、ゆっくりすれば良いのにね。
Cちゃん(59才)とDちゃん(50才)の来店。
Cちゃんが、仰々しく松葉杖で来たのでビックリ。
Cちゃんは5月5日に1人で店に来てくれましたが、その翌日、階段を踏み外して怪我をしたそうです。
肉離れだそうですが、怪我をしてから2週間近くになるのに、トイレに行く時も「痛た、痛た」と、言っていました。
「今夜は、どんな体位でセックスをするの?騎乗位?」と2人に聞いたら、「今夜はしません」との返事でした。
“でも、本当かな?この2人だったら、絶対するな”と、私は思いました。
E君(40才)、お連れさんと来店。
お連れさんはF君で40才。宮崎県出身だそうです。
F君が15年前に大阪に来た時に、某スナックでE君と出会い、F君が「友達がいない」と言ったので、E君が友達になって上げたそうです。
それ以来の友達だそうです。
ウィスキーを飲んでいるGさんの来店。
離れて座っていたHちゃん(39才)のことを、「今、いているお客さんの中で一番良い」とGさんが言ったので、Hちゃんが気持ち良くGさんの隣の席に移ってくれました。
Hちゃんと私達はウィスキーのストレートをもらって飲みましたが、すごく美味しかったでっす。
でもでも、ウィスキーのストレートがきいて、岡ちゃんと私は酔ってしまいました。
店の片付けを終えて、家に帰る時、岡ちゃんが「お前はタクシーで帰れ」と言い、浪速警察の前でタクシーに乗せられました。
タクシーの運転手は40才くらい。私に話しかけて来ました。
「肝炎で入院をしました。風俗には行ったことがありますが、最近は行っていないので、なぜ菌が入ったか分かりません」等などと。
私は酔った頭で一所懸命に話を聞いていて、タクシーを降りる所を行き過ぎてしまいました。
「済みません。済みません」と運転手は言い、メーターを止めました。
そして、「タクシーで戻ります。家まで送らせて下さい。家まで送ります」と、親切に言ってくれるのです。
“降りる所を行き過ぎた”と、言っても30メートルも離れていません。
私は運転手の申し出を丁寧に断って、タクシーを降りました。
チップを渡そうとしても、受け取りませんでした。
もし、私が一人住まいだったら、家の中まで送ってもらっていたかもね。
私が帰ってから暫くして、岡ちゃんも自転車で帰って来ました。
2人は食事もしないで、直ぐに寝ました。
徳永英明の徳は、心の上に横棒が1本あるとくだそうです。
今日、初めて知りました。