今日、最初のお客さんはAちゃん(50才)と、Bちゃん(47才)。
2人はTSホテル帰り。
ホテルに入る時、顔見知りのCさんが帰るところだったとか。
「Cさんと相手の男は、時間をずらして出て来た」と、Bちゃん。
Dちゃん(68才)はハッテン場の映画館「国際」帰り。
その後に新規さんの来店。
新規さんは和歌山の人でEさん(生涯独身)。
和歌山のF君の紹介で来てくれたそうです。
Eさんの歳について、60才を過ぎた人達は“自分と同じくらいの歳かな?”と想像していたら、「昭和14年生まれです(75才)」とEさんが言ったので、みんなは「若〜い」と言って、驚きました。
「和歌山の子供も疎開したの?」と聞いたら、「住んでいた所に軍港があったから」と、Eさんは言っていました。
和歌山には、アメリカ村があるそうです。
カナダやハワイに移住した人が日本に帰って来て、住み着いた所で、ペンキを塗った洋風の家々が立ち並んでいるそうです。
そこでDちゃんが、話に参加しました。
若い頃、カナダに移り住もうと思いたち、参考意見を聞きにアメリカ村までわざわざ行ったそうです。
アメリカ村の人の話を聞き“そうだ、自分は英語が話せないのだ”と気付き、カナダ行きは止めたとか。
75才のEさんが、「恋愛をしたい」と言ったら、60才を過ぎた人達が言いました。
「この年で、恋をして苦しみたくない。恋愛をするエネルギーは、もう残っていない」と。
“顔を見たことがあるなー”と云う人の来店。
「前に、この店に来たことあるよね」と岡ちゃんが聞くと、「3年前に来たことがあります」と、彼。
彼はFちゃん(50才)で、老け専だそうです。
付き合った最高齢は85才だとか。色々あって今は一人だそうです。
Fちゃんは歌がメッチャ、上手でした。
特にビギンの歌(沖縄曲)が上手だったので、DちゃんがFちゃんの出身県を聞いたら、「沖縄です」と言ったので、「やっぱり」と、みんなは納得しました。
みんなの話題が、生年月日の話になった時、AちゃんとGさん(66才)が同じ誕生日で4月1日でした。
Eさんの誕生日は、7月14日でフランス革命記念日だそうです。
「この店に平成生まれの子が来たことある?」と誰かが言ったので、「まだない」と、岡ちゃん。
するとすると、今夜最後のお客さんが25才で平成元年生まれでした。
25才の彼はH君で、体重は115キロ。
「最高125キロの時もありました」と、H君。
H君はかけふの店のブログを見て、来てくれたそうです。
よくよく話を聞いたら、東京のゲイスナックに入っている子でした。
Aちゃんが言いました。
「和歌山には、日本で一番長い路線バスがあるよね」と。
高速道路を使わない路線バスとは、八木駅と新宮駅の間を走っている「奈良交通、八木新宮線」だそうです。
走行距離は166.9km、停留所数は167で所要時間は6時間半。
通常運賃は6,150円で、「168バスハイク乗車券」は5,250円だそうです。
のんびりと田舎道のバス旅行も、良いかも。
紅葉の季節も、もう直ぐだし。
Eさんが言っていました。「新宮って、良い町だよ」と。