金曜日

「ラジュウム温泉(通天閣下の銭湯)で知り合った人が『かけふ日記』があることを教えてくれました。毎日、日記を書くのは大変でしょう」と、新規さん。

新規さんに通称名を聞いたけれど、用心されてか教えてはもらえませんでした。(仮にAさんとします)

長らく話していて分かったことは、九州の人で61才。

「九州の何処ですか?」と聞いて、何県のどこら辺の人かは分かりましたが、日記には書かないで置きます。

組合員になったのは50才を過ぎてからとのこと。

組合員になった切っ掛けも聞きましたが、教えてはもらえませんでした。

ただ、スナックの入口に会員制とあるので、勇気を出して入り、「会員制の意味」を聞いたことがあるそうです。

過去にゲイサウナ(淫宿)にも行ったことがあるとか。

「好みの年齢は?体型は?」と聞いたら、「自分と同じような年齢で、話が合えば良い。体型には特にこだわらない」と、Aさん。

Aさんは妻子持ち。奥さんは地元の女性で共働き。

子供は独立して2人暮らし。

60才で定年、と自分で決めて、今は週に2日だけ働いているそうです。

その他の日は、自給自足程度の農業。

「地元で専業農家はあるの?」と聞いたら、「ある」との返事。

昔は、各々1反区画の田圃だったそうですが、農業法人が立ち上げられて、1町区画の田圃になったそうです。

農業の機械化が進み、みんなが参加しての大型農業になっているそうです。

昔は三ちゃん農業と言われていた時期もあったけれど、今は農業にも希望がもてる様になってきているのでしょうね。

今の地元は過疎化が進み、小学校の全生徒は50人くらいとか。

中学校は合併。生徒は片道5、6キロの自転車通学だそうです。

交通の便が悪いので、各家は成人の人数分だけ、自家用車があるそうです。

お年寄りなどは、インターネットで日常の買い物。

お年寄りで体の悪い人は、病院の送迎バスで通院をしているそうです。

職場での飲み会があったら、帰りは車の代行を頼むそうです。

料金は4,000円くらい。

「飲み代より高いこともある」と、Aさん。

今は何かしなくては?と思い、市の図書館でDVDや本を、借りて来ているそうです。

「将来はどうなるのだろう?」とAさんがしきりに言うので、「とにかく日々、元気で居ることが先だよ」と、私。

「そうだね」と、Aさん。

Aさんが大阪に出て来るのは年に2度くらい。

今度は12月頃に出て来るとか。

Aさん、また「かけふの店」に寄って下さいね。