A君(53才・独り暮らし)は最近、料理に凝っています。
この間は一人用の万能鍋を買ったそうです。
炊く、煮る、蒸す、揚げる、焼くが出来る一人用の鍋。
「ご飯を炊いたけれど美味しかった」と、A君。
「何合、炊いたの?」と聞いたら、「一合」との返事。
Bさん(65才・独り暮らし・年金生活)は、洋画が大好きです。
家には数え切れなうくらいの洋画のDVDがあり、それを順番に観てゆき、観次第ネットオークションで売りさばいています。
「かけふ日記で『ジャージー・ボーイズは面白くなかったので寝た』と云う人の話が書いてあったでしょう。でも、あの映画って最高に良かったよ。クリント・イーストウッドはさすが、すごい」と、Bさんは絶賛。
「あの『シェリー・ベイビー』を唄った人達がモデルの映画よ」と言い、Bさんは「シェリー・ベイビー」を、口ずさみました。
Bさんは明日、新世界の「国際」に映画を観に行くそうです。
弁当と飲み物を持って、観に行くそうです。
「国際」は洋画の3本立てで、ロードショーから3ヶ月くらいの比較的新しい映画が上映されます。
近年、映写機がアナログからデジタルになったので、画面も綺麗だそうです。
でも難点は、音響が小さいことだとか。
良い映画を上映するけれども、超ハッテン場の映画館。
Bさんは一階のセンター通路の脇の席。
そして、前から何番目かの観やすい席で映画を観るそうですが、タイプの子(三桁)が目の端に入ったら、その男が気になって映画に集中できなくなるとか。
国際での上映中、館内は比較的明るい照明なので気が散るそうです。
「もし、今以上に暗くしたら、もっと、大っぴらに派手に遊ぶ人も増えるだろうね」と、Bさんは言っていました。
携帯電話の呼び出し音がなるのは日常茶飯事。
電話に出ても、外に出ず、平気で大声で会話をしているそうです。
ハッテン場の映画館「国際」では、場所柄、モラルの向上は望めそうにはないようです。
今、上映されている映画でも、この映画は封切館、この映画は「国際」と、映画によって分けているそうです。
「グレース・オブ・モナコ公妃の切り札」は、「国際」で観るそうです。
Cちゃん(48才)は仕事を終えての来店。
仕事は飲食店勤務。
最近は外人の観光客が多いので、英語、中国語、韓国語のメニューを、Cちゃんが作ったそうです。
3ヶ国の言葉で作ったのは良いけれど、日本語を入れなかったので、メニューを指さして「これ下さい」と言われても、それが何だったかが直ぐに分からないこともあるそうです。
また、ネタを直接見てもらい、注文を聞くこともあるそうです。
Cちゃんが、かけふの店に来るようになった切っ掛けは、Dちゃん(68才)の紹介でした。
そのDちゃんは今、ガンで入退院を繰り返しています。
最初に掛かったのが地元の小さな病院だったので、なぜかは分からないけれど色いろ訳があって、大きな病院には移ることが出来ないそうです。
その人のことに立ち入って色いろことは聞けないけれど、人それぞれの生活、信念があるみたいです。
Dちゃんには妹など、身内もありますが、縁を切っていて、病気のことは知らせていないそうです。
明日、Cちゃんは休み。
彼が、Cちゃんの休み合わせて大阪に出てくるそうです。
彼との久しぶりでのデート(セックス)です。
今夜のCちゃんはすごく、嬉しそうでした。