Aちゃん(アラ70)と、Bちゃん(40過ぎ)、今日はロイヤル(ゲイサウナ)帰り。
これまではタワーサイドホテルでセックスをしていましたが、付き合いが長くなり変化に乏しくなったので、刺激を求めてロイヤルに行く様になりました。
2人は大部屋で、みんなの面前でセックスをしているのでしょうか? ショータイム「黒黒ショー」だね。
今夜は、昔、テレビで放映していた子供向けアニメの話や、藤田まことの必殺シリーズの話で盛り上がりました。
Bちゃんは、山田五十鈴の「三味線おりく」のファンだったそうです。
「おりく」は、「三味線屋の勇次(中条きよし)」の母親役で、主水とは同等の重要な仕事人の役でした。
「山田五十鈴のおりくは、迫力があったね」と、Bちゃん。
Aちゃんは、大地主の子で一人っ子。
今は家賃収入等で、優雅に暮らしています。
その点、Bちゃんは下町育ちの9人兄弟の一人。
浪速区や、西成区近辺に住んでいたら、生活保護等にも、詳しくなります。
BちゃんがAちゃんに、説明をしていました。
「生活保護では月に12万ちょっとの支給があり、国民健康保険や介護保険の保険料を支払わなくても良いんだよ。市府民税も払わなくても良いよ。その上、病気や怪我をしても医療費はタダなんだ」と。
ぼんぼん育ちのAちゃんは生活保護についての知識がなかったのか、生活保護の実態を聞いて、驚いていました。
「西成区は4人に1人が生活保護の受給者だよ。毎月一日が支給日で、その日を受給者は『給料日』と言っているよ。働いてもいないのにね」と、Bちゃん。
受給者へのこう待遇を、Aちゃんがうらやんでいたので、Bちゃんが言いました。
「財産があったり、貯金があったら、受けられないよ」と。
Aちゃんが今夜、言いました。
「Bちゃんと一緒にいる時が、僕にとっては至福の時だよ」と。
それを聞いていたBちゃんの顔は、「僕には関係ありません」と云った感じでした。
Cちゃん(アラ還・他府県)は、実に、実に久し振りに来店。
岡ちゃんがCちゃんの顔を覚えていたので、Cちゃんは驚いていました。
Cちゃんは今、週末になると新世界に住んでいる彼(60代半ば)のマンションに、泊まりに来ているそうです。
「彼とはもう、セックスはないよ」と、Cちゃん。
Cちゃんは、お兄さん(バツ一)が亡くなったので、今年88才になるお母さんの面倒を看る為に実家に帰ったそうです。
Cちゃんの実家は田舎の大地主で、本家。
大きな屋敷と、蔵2棟に納屋。そして畑や山。
いざ実家に帰ったら、近所付き合いが大変だそうです。
神社(産土の神様)の掃除、祭りの世話。
川の掃除と、ありとあらゆることに顔を出さなくてはいけないそうです。
滋賀県の湖北に住んでいるDちゃんと全く同じことを言っていました。
兎に角一度、都会暮らしを経験した人にとって、古い生活習慣が残っている田舎暮らしは大変の様です。
なんとか かんとか 言っているCちゃんですが、実は暢気な性格の様。
負けてばかりいるパチンコで、たまに大勝ちしたら、彼と豪華な(何万円もする様な)焼き肉店に行って散財をしているそうです。
2人が、あまりのも貧相な服装なので、焼肉屋も、「この2人、食い逃げでもしないか」と、心配をしていたそうです。
Dちゃんの彼は、何処に行くのにも、首にタオル巻いて行きます。 土方の様に。
今夜も、面白い話がいっぱい聞けました。
楽しい、一日でした。