Aちゃんは自分が同性愛者だとは、学生の頃は思っていなかった様です。
高校生の時、一年留年してAちゃんと同じ学年になったクラスメート(男)がいたそうです。
その子はAちゃんから見たら、ずいぶん大人に見えたとか。
そして、その子はクラスでは浮いた存在。
いつも一人でいたので、Aちゃんが話掛けたりしていたそうです。
Aちゃんが初めて同性に興味を持ったのが、その子だったみたいです。
Aちゃんは大学生になり、1年先輩に、Aちゃんの憧れの人がいたみたいです。
その先輩が卒業した後、後輩に気になる男が出て来たそうです。
彼には手紙をよく書き、彼からも返事がきていたそうです。
手紙は、恋文(?)。 彼からも色よい返事がきていたとか。
「今から思えば ・ ・ もし、僕が誘ったら、彼はセックスを受け入れたかもしれない」と、Aちゃん。
その頃のAちゃんにとって、男への あこがれ=恋愛。
恋愛=セックスとは、なっていなかった様です。
全て、あこがれで終わり、プラトニックだった様です。
まだ沖縄が日本に返還されていない頃、Aちゃんは上野で飲んでいたそうです。
何処かに飲みに行こうと、上野の小便横丁を歩いていたら、超タイプの男が立ちションをしていたそうです。
立ちションの男と、目と目が合い、お互いにビ〜と、来たとか。
男がAちゃんの方を向き、チンポを見せて、「僕も貴方がイケます」との意思表示。
その後、タクシーに乗り、男のアパートに。
上野の近くの超下町。
彼が住んでいたのは木造アパートで、トイレは共同。
且つ、部屋には同居人(ルームシェア)がいたとか。
Aちゃんが部屋に入ると、彼が部屋を出て行ったそうです。
「彼はどうしたの?」と、聞いたら、「彼(ノンケ)はこれから仕事。夜勤だ」と、男。
Aちゃんも若かった頃。
今だったら無理な、トイレなしの部屋でのセックス。
彼とは数回セックスをしたけれど、その中に疎遠に。
その後、彼は故郷(鹿児島の離島)に帰り、民宿をしたとの風の便り。
沖縄が返還されて、沖縄ブームに。
「もう、観光客がいなくなって民宿は無理だろうな。彼はどうしているかな?」と、Aちゃん。
Aちゃんが私達の為に、有)菊寿堂の「大福」を買って来てくれました。
「美味しいよ、食べてごらん」と、Aちゃん。
大福を1個、食べたけれど、小豆の味が引き立つように甘みをおさえた美味しい大福でした。
Aちゃん、ありがとう。
Aちゃんが最後に言いました。
「今の男が一番。 性格も良いし、セックスも合うし」と。
コメント、ありがとうございました。 訂正をしました。