Aちゃん(60半ば)は今日、オープンして間もないゲイスナック「鹿児島 □」に行って来たそうです。
年配の人達がいたそうですが、「『出身は何処?』と、お客さんに聞かれ、面倒なので『北海道』と言って来た」と、Aちゃん。
「北海道の何処?」って聞かれたら、何と答えるのでしょう、Aちゃんは。
昔、「お前はアイヌか?」と、Aちゃんは言われたこともあるそうです。
「(Aちゃんが行っている)銭湯には、何人かの組合員がいる様だ」と、Aちゃん。
Aちゃんが湯船に入ると、向かいに座り股を広げる30代の男がいるそうです。
Aちゃんが浴場内を歩くと、その男はわざとAちゃんの進行方向を妨害して来るそうです。
「僕が組合員だって、分かっているのかな?」と、Aちゃん。
「僕は同年代から上が好きだから、その男は対象外だけれども」と、Aちゃん。
Aちゃんは、今の自分の体が好きだそうです。
「歳のわりには胸があるだろう。お尻も張っているだろう。胸毛と陰毛は手入れしているよ」と、Aちゃん。
Bちゃん(50半ば)と、Cちゃん(30半ば・北海道出身)の来店。
Aちゃんが帰った後、Cちゃんが言いました。
「あの人、面白い人ですね」と。
CちゃんがBちゃんと出会った当時、Bちゃんがしきりに聞いて来たそうです。
「自分の家は農業?それとも漁業?」と。
それを聞いてCちゃんは、ちょっと頭に来たとか。
「出身が北海道だからと言って、みんながみんな、農業や漁業とは違う。地方の人間を馬鹿にしている」と。
「そうだよね、JRの職員もいれば、公務員もいる。サラリーマンもいるよね。僕も地方出身だけれど、農業ではないもの」と、私。
Cちゃんが生まれ育った所は稲も育たない所なので、農業で生計を立てている人は、ほとんどいないそうです。
Bちゃんが27才の時(30年近く前)、新世界ローズ(ホモ映画館)に行ったそうです。
そこで出会った30代の男に誘われて、連れ込みホテル「ろか(現在のタワーサイドホテル)」に連れて行かれて、男の初体験。
その後、公衆便所前のゲイスナック、「江川」に連れて行かれたそうです。
その後、色いろ経験を積んで、北の「ジム」や、南の「アダン」(共にゲイサウナ)にも出入りしていたそうです。
Cちゃんは、大阪の銭湯について、すごく詳しいです。
「工事で1ヶ月、閉めていたクラブ温泉が再開したそうです。友達に聞いたら、見た目はあまり改装されていない様です。でも、らせん階段は頑丈になったそうです。ボイラーでも交換したのかな」と、Cちゃん。
Cちゃんは夜中でも、車に乗ってスーパ−銭湯に行ったりしているそうです。
湯船で足を延ばすのが好きだそうです。
「家の近くの紅梅湯には、組合員には来てほしくないな」と、Cちゃん。