Aちゃん(40代後半)の職場(介護)では年に2、3回、ミニコンサートが開かれるそうです。
Aちゃん、コンサートでは歌い手の1人。
「高原列車は行く」と、喜納昌吉作詞作曲の「花」の2曲を、生演奏で唄ったそうです。
「花」はアカペラで唄い出し、途中から伴奏が入ったとか。
涙を拭きながら聴いてくれた人もいたそうです。
Aちゃん、良かったね。
Aちゃんの相方のBちゃん(70代)の来店。
Bちゃんは堂山ではスナック△に飲みに行っています。
同じ店に飲み行っていたCちゃん(60代後半)のことを、Bちゃんに聞いてみました。
「毎週木曜日に来てくれていたCちゃんが、この3ヶ月、飲みに来ないけれど、どうしているか知らない?」と。
「知らない。Cちゃんとはこの2、3年、会っていない」と、Bちゃん。
「Cちゃんはロマンティストだよ。20年前くらいにCちゃんが作った詩(愛の告白)をもらった事がある。ハッキリとは覚えていないけれど、Cちゃんとは1回くらい寝たかもしれない」と、Bちゃん。
BちゃんとCちゃんが関係者って云う話、初めて聞きました。
それにしても、Cちゃんはどうしているのだろう?
元気にしているのかな? 心配。
「今日、人に頼まれて宝くじを買いに来ました」と言い、Dちゃん(50過ぎ)の来店。
Dちゃんは大学を卒業した年、ゲイ雑誌の文通欄で知り合った人(福井の有名な寺の住職)に「ストーク」に連れて行かれてスナックデビュー。
それ以後は「ストーク」を足掛かりにして、色んな人と知り合い、他のスナックにも飲み行ったそうです。
新世界デビューは20年前、スナック「黒白」や「友」に行き、「竹馬」や「絆」等にも行っていたそうです。
Dちゃんは凄いシャイで、天井知らずの老け専。
最後にセックスをしたのは、多分10年近く前。
来店中のEちゃん(60半ば)がDちゃんに、「自分でやっているの?」と聞いたら、小さい声で、「はい」と答えました。。
Eちゃんは社交家で、人見知りなんて全くなし。
Eちゃんの爪の垢でも煎じて飲めばDちゃん、良いかも。
かけふの店があるのは浪速区恵美須東。
Eちゃん(他府県)が行っている散髪屋は、恵美須西で、チンチン電車の向こう側。
この散髪屋は低料金で、組合員の人がよく行っています。
兄弟でやっていますが、お兄さんの方が組合員だそうです。
Eちゃんはこの店が気に入っているそうです。
「可愛いお父さんがいっぱい来る」と、嬉しそうにEちゃん。
私もこの散髪屋には何度か行きましたが、好みの男など一人も来ませんでした。
如何にも浪速区、西成区の住人、と言った感じのオジイサン、オッサンばかり。
Eちゃんって、そんな人が好きなんだ、と私は驚きました。
今日は、みんなが面白い話をいっぱいしてくれたので、楽しかったです。
それにしても、ゲイの世界って、広い様で、狭いです。
共通の知り合いや、共通の話題が多いのには、驚きました。