パート1
Aちゃん(アラ70)と、Bちゃん(40半ば)の来店。
2人の会話(話題)は多岐にわたり話が弾み、Bちゃんが高校生の頃にしていたアルバイトの話になりました。
人に頼まれて日本三大祭りの一つである天神祭の露店(出店)でアルバイトを、したことがあるそうです。
祭の間は、道をなかなか前に進めないぐらいのすごい人出。
そして、すごい砂埃。 汗と砂で体はザラザラ。 浴衣も汗でヨレヨレ。
Bちゃんが働いていたのは、焼き鳥や、焼きそばや、サザエのつぼ焼き等と共にアルコールを売っている露店。 テーブルと椅子有り。
混み出したら、焼き鳥を焼いている間がないので、早い時間から焼き出し、ビニールのゴミ袋の中に突っ込み、タレを付けて二度焼きして客に出していたそうです。
天神祭は7月25日前後の暑い盛り。
衛生がどうのこうのって、全く関係なし。
Bちゃんがキャベツの腐っている外の葉をむしっていたら、「取らんでいい、取らんでいい。そのままカットしろ。腐っていても焼いたら分からん」との指示。
サザエも、何となく臭うなと、思っていたら、「出汁を入れて焼いたら分からん」との指示。
物を洗う水も、食器を洗う水も、全て同じバケツの水。
夜も10時くらいになったら祭りの客も酔っぱらいに。
缶ビールが一缶1,000円くらいに吊り上り、1人頭の料金が4、5,000円になり、何万円の支払いになることも。
でも、Bちゃんは大入りのご祝儀も含めて、2、3日で何万円も、もらったそうです。
その代り、大声で客引きをしながら焼き鳥を焼いたりしていたので、声はガラガラ。
「僕、祭りの露店で食べれる物あるかな?」と、Bちゃん。
「パイナップルの冷やしたのは?」と私が聞いたら、「うん、カットしているだけで料理をしていないから食べれる」と、Bちゃん。
「それだったら、綿菓子も大丈夫だね」と言うと、「うん」との返事。
何だか、露天商の食べ物屋の商いって、「後は野となれ山となれ」だね。
私は子供頃から、露天商での買い食いは母親からしない様、言われていましたが。
Bちゃんの話は30年近く前の話。
今の露天商がどうなっているかは、判りませんが。
パート2
Aちゃんはゲイの世界に入って、20年未満、10年以上。
だからまだ、知らないこともいっぱいあります。
Bちゃんがトイレに行っている間に、Aちゃんが私にそっと聞きました。
「日記に書いていあったエネマグラって、なに?」と。
Aちゃん、インターネットで検索をしてみてね。
パート3
「今日が元彼の誕生日なので、お祝いのメールを送っておいた」と、Cちゃん。
その彼から、メールで「ありがとう」と、返信があったとか。
その彼から電話も。 「なんで僕達は別れたんだろう」と。
Cちゃんに言わせると、Cちゃんはその彼が好きでメールを度々送っていたそうですが、「仕事が忙しいから」と云う理由で、返信の間隔があいて行き、最後は自然消滅状態になったとか。
「彼って、本当に仕事が忙しかったのかな? 仕事が忙しくても、その気になったらメールを出すのに10分も掛からないでしょう? その当時、他に良い男がいたのかもしれないね?」と、私。
別れてから分かるんだよね。 前彼の良さが。