パート1
十何年か前、南の某スナックで同じ地域出身の女装の男と友達になったそうです。
Aちゃんが会社の同僚と街を歩いている時、大きな声で女装子が「Aちゃん。Aちゃん」と呼んだそうです。
会社の人と一緒だったので女装を無視をしたとか。
「それ以来、そのスナックには飲みに行っていない」と、Aちゃん。
ゲイの世界で、結構、無頓着と云うか、状況が読めない人っているよね。
そんな時って、困るね。
「年金の案内が来たよ」と、Aちゃん。
Aちゃんは62才から年金が受け取れるそうです。
Aちゃんは60才で仕事を辞めて今は、サンデー毎日ですが、やっと年金生活に突入だそうです。
パート2
Bちゃんは夜、難波から新世界に向けて歩いていて3回もカバンを盗られたそうです。
「一日に3回も盗られたの?」と、私。
「いや、何年かの間にだよ」と、Bちゃん。
その中の1回は、Bちゃんが50才前後の頃、小さなお爺さんに盗られ、後を追っかけたそうです。
追っかけても、追っかけても、お爺さんとの間は縮まらず、Bちゃんはあきらめ、「バカヤロー。カバンぐらい、お前にくれてやるわー」と、叫んだそうです。
2回目は、「やー、久し振りー」と、なれなれしく声をかけられ、暗い所に連れて行かれ財布を抜かれたそうです。
相手が最後に言った言葉は、「済みません。人、違いでした」だったとか。
それにしても3回も追いはぎに会うなんて、よっぽど隙だらけなんでしょうか? 私は1回もないのに。
Bちゃんの相方が言いました。
「この人ね、くしゃみをした時に小便をちびったのよ」と。
その後、Bちゃんが言いました。
「飲み会の後でね、阪急の地下街で、一緒に飲んでいた人を見送っていたのよ。私は小便をしたいのを辛抱してね。早く話を切り上げようとするのだけれど、その人は帰ろうとしないのよ。早く帰そう、早く帰そうとして、やっと、『それでわ』と、相手が帰ったので、私は近くにあった地下トイレに直ぐ行ったのよ。そしたらトイレに着いた途端、ジャージャー漏らしてしまったの。溜まりに溜まっていたから小便が止まらなくてズボンはビチョビチョ、革靴も小便でビチョビチョ。仕方ないから、その後、タクシーで帰ったわ。運転手は小便臭かっただろうね」と、Bちゃん。
パート3
Cちゃん(60半ば)が、しんみり言いました。
「此の間一緒に飲みに来たDちゃんね、肝臓が悪くなったんだって。暫く飲みに出れないらしいよ。 東京に行っていたEちゃんはうつ病になって関西に帰って来ているらしいよ。連絡が取れないらしいけど」と。
昨年はCちゃんの飲み友達が2人、亡くなりました。
そして年々、歳が行くにつれて友達も病気に。
でも、仕方ないことだね、Cちゃん。
頑張って、一日一にちを楽しく生きて行こうよ。
今夜はFちゃんに「たこ焼き」をもらいました。
みんなに出して上げたけれど、美味しいたこ焼きでした。
ありがとう。
今日も、ワイワイ、会話と歌で盛り上がり、楽しかったです。