今日の午後は、すごい雨。
岡ちゃんの病院から店に行くのに、傘をさしていてもズボンの裾や靴はビショビショに濡れてしまいました。
店に着いたら、ズボンと、靴と、靴下を干しました。
冷蔵庫の温風の吹き出し口に。
私が開店準備をしている頃(3時過ぎ)、「店は何時からですか?」と言う声、「5時からです」と、私。
その時は誰が来たのか分からなかったけれど、そのお客さん、再度、5時過ぎに来てくれました。 感謝。
Aちゃん(50過ぎ)は大学生(京都)の時、オールナイトの映画館で夜を明かそうと映画館に入ったそうです。
そこで見知らぬ男に手を出され、男の初体験。
Aちゃんは物心ついた頃から、僕は他人とは違うんだ、自分は男が好きなんだと、気が付いていたそうです。
社会人になってからは転勤、転勤。
東京に転勤となっていた30過ぎの頃、好きな男(50代)が出来、付き合ったそうです。
しかし、しかし、男には本命の男がいてAちゃんは2番手か3番手。
結局は別れたけれど、苦い思い出。
それからは、ゲイの世界のことは心の中に封印して、隠れホモとして身を潜めていたそうです。
ゲイの世界には悪い人もいるかも、と云う気持ちもあって。
3時過ぎに店に来て、「何時からですか?」と聞いたのは、Bさん(アラ70)だった様。
新世界の某スナックで2時間 時間をつぶして、5時過ぎに再度、かけふの店に来てくれました。 感謝。
Bさんは恰幅もよくモテ筋で、人当たりの柔らかい年配。
BさんはIT関係に詳しい男とSNSか何かで知り合い、会うことにしたそうです。
スマホやパソコンの知識を得たいと思っていたBさんは、男と会ってガッカリ。
男は年齢的には若くて良いけれど、体型は中肉中背。
Bさんは、太った若い男(50代)が好き。
Bさんは、その男はパスだけれど、男はやりたそうな雰囲気。
どうかわしたら良いか思案したBさんが、男に言ったそうです。
「ロイヤルにまだ行ったことがないので連れて行ってくれる?」と。
Bさん、この時点でゲイサウナは未経験。
男は、あーロイヤルでHをするんだなと思い、連れて行ってくれたそうです。
Bさんがシャワールーム(個室)に入ろうとしたら男も一緒に入って来ようとしたので、「ここでは別々に」と云った感じで、男を拒絶。
始めて行ったBさんと、これまで数えるほどしかゲイサウナに行ったこのない隠れホモをしていたAちゃんが出会ったそうです。
運命的な出会い。
会って2人は・・お互いに一目ぼれ。
そして今日は、2人の初デート。
Bさんは、好きになったAちゃんを、かけふの店に連れて来たかったそうです。 感謝。
今、2人は相思相愛、アツアツの関係。 そしてメロメロ。
妻子持ちで他府県のBさんが帰る為に会計をしたら、「ボトルを1本おろしてもらえますか?Bさんの為に」と、Aちゃんが支払いを。
人を愛するって、楽しいけれど、本当はつらいこと。
BさんとAちゃんの愛が、末永く続くことを心の中で祈念して、2人をエレベーターまで見送りました。
時々、「僕は一発屋(付き合わないで、出会いがしらにセックスをすれば良いと云う考え方の人)で良い」と言う人もいるけれど、私は恋して付き合って、苦労して、憎んで、2人で年月を重ねて行くことも、楽しいことだなと思っています。
今は、馬鹿な私と40年近く付き合ってくれた岡ちゃんに感謝、感謝です。
岡ちゃんと2人で、出来たら・・90才くらいまで一緒に過ごせたら良いなーと、思っています。
Bさん、店で話題にして名前が思い出せなかった人を、家への帰り道で思い出しました。
Fさんだったと、思いますよ。 ねっ!
メールで「マスターが帰る頃は雨も止んでいますよ」と書いてくれたNさん、私が帰る時は本の小雨で、傘がなくても歩ける状態でした。
良かったです。
Bさんは硬い物が好きだそうです。 チンポの話ではなく。
空豆を鞘から出し、乾燥させた豆をホウロウ鍋でカリカリに煎ったものが好きだそうです。 ご飯も固目が好きだそうです。 余談ですが。