今日の朝刊の「くらし」のページ、面白かったです。
「妻の思い 大切に生きる」と、題してNさん(65才)の投稿が載っていました。
4年前に亡くなった奥さんは、記念日や、四季折々の行事を大切にする人だったそうです。
それをNさんは「古くさい、めんどくさい」と、当時は無視していたそうです。
でも、いざ一人になって、「今日は何の日かな」と思うようになり、奥さんを偲んで涙ぐんでいるそうです。
その投稿の下には、「人生案内(相談)」
投稿者は50代のR子さん。
R子さんは今でも、夫(60代)を愛していて、夫から優しくして欲しいそうです。
手をつないだり、抱きしめて欲しいそうです。
でも、夫はR子さんに対して無関心。
今は、「仕事が忙しい」とか言って、話し相手もろくにしてくれないそうです。
Nさんの気持ちも、R子さんの気持ちも、今の私にとっては痛い程よく分かります。
岡ちゃんと私、お互いに若くて元気な頃は、よく喧嘩をしました。
お互いに売り言葉に買い言葉、「別れよう」と云うことに何度かなりましたが、「もし今、岡ちゃんを失ったら僕は泣くだろうな」と思ったら、限りなく岡ちゃんが愛しくなったものです。
そして、死別する前の頃には、岡ちゃんが日々、側に居てくれるだけで人生が充実していました。
だから、今、誰かと同棲をしている人が私の日記を読んでくれているとしたら、2人で暮らしている今を、この時を、大切にして欲しいものです。
今の私は、額に納まった岡ちゃんの写真に、一人で話しかけている毎日です。
「人生案内」の下には連載小説です。
浅田次郎の「流人道中記」です。
商家の奉公人が、初めて会った人(盗賊)に親切にされ、彼を信用したばっかりに盗賊の仲間として捕まってしまいます。
本人は16才ですが、見た目はいたいけない子供にしか見えないのです。
でも、16才と云う年齢から処刑されるのです。
多分、裏から手を回して、彼は無罪放免になるかもしれないと匂わせていたのに、今日、処刑されてしまいました。
普通の作家だったら、読者の気持ちを察してハッピーエンドにすべきところを、裏切ったのです。
所詮作り話です。 それは分かっています。
でも、私は腹が立って仕方がなかったのです、無実なのにと。
今日は、どこにも行くのを止めて、一気に「二遊間の恋」を読み終えました。
途中、翻訳本によくみられるように、小難しい言葉を並べたてて何を言わんとしているのか、分からないところも多々ありました。
でも、でも、メッチャ面白かったです。
後半は映画を観ている様な、景色が眼に浮かぶような壮大さ、でした。
それにしても、遊撃手の奥さんと、飼い犬のいじらしいことと言ったら。
そして、とぼけた感じの精神科医も面白かったです。
でも、女好きだった遊撃手が突然、男を好きになるなんて、どう云うことでしょう。
それまで右利き(ストレート)だったのに、左利きになってしまうなんて。
ノンケの人達にとって、ゲイって、永遠の謎なんでしょうね。
まー兎も角、「二遊間の恋」は、面白かったです。
と云うことで今日は、新聞を読んで、小説を読んで一日が終わりました。
でも、洗濯はしました。
普通の洗濯と共に、冬のコタツの下に敷くぶ厚い布のマットを洗濯しました。
今日は何処にも行かなかったので、歩数も、出費もゼロです。
Mさん、白内障の手術ですが、Mさんは物がはっきり見えないことを不便だと思っていますか。
別に困っていないのだったら、手術は先延ばしでも良いのではないでしょうか。
お医者さんも金儲けだから、勧めると云うことも考えられます。
もし、手術をすることにした場合ですが、手術は案ずるより産むが易しで、恐がる必要は全くありません。
手術は直ぐ済みます。
片目の場合、手術室に入って30分後には出て来れます。
もし、Mさんが一人暮らしだったら、短期(一日、二日)の入院も良いかと思います。
入院で夜、眠れないのは覚悟の上で。
家に帰って一人で眼にカバーを掛けたりの安静状態は、一人暮らしではちょっと考えものです。
そして、翌日は術後の眼の検査です。
結構、術後も面倒なことが多いです。
でも、嘘みたいに世の中が明るくなります。
これだったら、早く手術をすれば良かったと思います。
そして、家の中が塵だらけ、ほこりだらけと、気付きます。
小さな、小さな糸くずも、眼に入ります。
生命保険に加入をされている場合、保険のの対象になります。
手術給付金。 入院の場合は入院給付金が。
保険会社には前もって、問い合わせをされ、給付金請求書類の請求をして下さい。
早目の給付金の請求は後々、楽です。
高額医療請求の為、色いろなレシート、領収書は全て取って置きましょう。
眼の水晶体を外し、レンズをはめますが、遠視にするか、近視にするか、よくお医者さんと話し合って下さい。
以上、私の経験からの説明です。
今日も一所懸命に新聞や、本を読みました。
楽しい一日でした。 明日も良い日であります様に。
八尾のKちゃんが好きだった歌です。 「黄昏シネマ」
聴いているとなぜか 涙できます。