たった今、日記の書き込みのページに書き込みを終えて、読み直し、訂正箇所を訂正していたら、なにかの拍子に全部消えてしまった。
あー、情けない。何処を探しても出て来ない。
あー、情けない。又一から書き直しだ。
額の右上(髪の中)がヒリヒリとする。触って見るとコブがある。
Oちゃんが「見せてみろ」と言って覗き込んだ。
「切れている。切れている」と言って、右手の親指と人差し指で切れた長さを示して見せる。
その長さ4cmくらい。
「なんでだろー」と私が不思議そうに言うと、「この間、酔っ払って柱に頭をぶっつけただろう」とOちゃんが言った。
あー、そういうこともあったなーと、私は思い出した。
酔っ払って頭に怪我をするのは今度で確か3回目。
1回目は今から20年くらい前。
歌舞伎座裏にあったスナック「のらくろ(今はない)」で飲んで店を出た時のこと。
酔っ払った私の右手をOちゃんが「しっかっりせい」と引っ張った。
その拍子に私が左手に持っていたカバンが振り子のおもりの様になり、私は弧を描いて頭を壁に強く打ちつけてしまった。
酔っている私は痛くも何ともなかったが、それはそれは凄く血が出た。
タクシーに無理を言って乗せてもらったが、血は出っ放しで運転手には嫌な顔をされた。
2回目は4,5年前。スナックMで飲み、店を出た時のこと。
店のお客さんが言ったらしい「掛布は酔っ払っているからタクシーまで誰か送ってあげ」と。
親切なKBちゃんは私の後を追って出て、私にしつこく言った。
「危ないからタクシーで帰り、危ないからタクシーで帰り」と。
私の家までタクシーでワンメーター。
タクシーに乗ったら近過ぎて運転手に嫌な顔をされる、迷惑がられる。
それに、歩いて帰った方が酔いも覚めて丁度良いと私は主張した。
それでもKBちゃんは私のことを心配して「危ないからタクシーで帰れ」と言い、怒り出した。
酔ったら走り回る癖のある私は、KBちゃんから走り逃げ回った。
何度か追いつかれた時にKBちゃんは「これだけ言っても分からんのか」と言って私をぶん殴った。
殴られた私は何処かに強打して血だらけになってしまった。
それを見たKBちゃんは恐くなり何処かに行ってしまった。
血だらけの私をほったらかしにし、店にも戻らずに何処かに行ってしまった。
毎日のようにか店に来ていたKBちゃんが来なくなってしまった。
1週間後くらいにやっと店に来た。
本当にKBちゃんに悪いことをしたなと、その時は深く反省をした。
それもこれも、みんな昔。
これからは、酔ったらケガをしないように気を付けなくてはね。