セックスフレンド

花見の時の続きです。

Aちゃんと待ち合わせの為に駅に向かっている時、苗や種を売っている店で忘れな草があるのを見ました。

青い小さな小さな花でした。

小さすぎて花束にはならないような花でした。

花見に行く途中に蓮華、タンポポも咲いていました。

ウグイスも鳴いていました。

ホーヶッヶッヶッヶケキョとウグイスの谷渡りも聞きました。

7日の日記に書き忘れていたので、追い書きをします。

投稿頂いている方の文章を読んで思い出したことがあります。

デビューしたての頃、出会った友達のことです。

同い年で製薬会社に勤めていたS君のことです。

毎週土曜日にサウナ御門で会っていたセックスフレンドのことです。

(恋愛感情はお互いになかったような気がします。焼き餅を焼いたり嫉妬したこともありません。何でも話し合える純粋な友、セックスフレンドでした。)

日本人形のようにパッチリと、そして涼しいい眼をしていていました。

彼とは何時も会っていました。

彼の家にも行きました。

その彼が突然言い出しました。

アメリカにロスに行くと。

世界で5本の指に入るビオラ奏者と一緒になるためだと言いました。

まだ、エイズの問題が起きる前のことです。

そのS君のことはズーッと気になっていました。

でも、最近トンと忘れていました。

S君はまだアメリカにいるのかな。

それともエイズでもう死んじゃったかな。

もう1度、会って話がしてみたいなと思っています。

本当にどうしているのかな。

もう私のことなど忘れてしまっているのだろうな。