出会いと別れ

今日の最初のお客さんは札幌のY君(48才)。

Y君はかけふの店のホームページを見て、来てくれました。

24、5年前、「薔薇族」を書店で見つけて買い求め、広告として出ていたゲイスナックに始めて行ったそうです。

たまたま行った店が老け専の店だったそうですが、そこで出会った人(当時50才位)が色々の店を教えてくれたそうです。

その人には付き合っている人がいたそうですが、Y君はその人が好きだったので、その人には好きだと告白はしていたそうです。

暫らくして、その人が付き合っている彼と別れたので、その人と付き合いだしたそうです。

20年付き合い、彼が70を過ぎた頃、亡くなったそうです。

そして、二人目の彼(55才)と今は付き合っているそうです。

Y君は年に5、6回仕事で大阪に来るそうです。

Y君、また“かけふの店に来て下さいね。待っています。

Nちゃん、同伴で来店。

同伴の人はS23年生まれのAさんで、明石の人だそうです。

ゲイの人の集まる場所(スナック等)は、今日が初めてだとか。

2、3年前、あるセミナーに参加したそうです。

セミナーが終わり、みんなで飲みに行ったら、一緒に飲みに行っていた若い人(当時25才)が酔いつぶれてしまったそうです。

酔いつぶれた彼をホテルまで送って行ったら、彼がお漏らしをしてしまったそうです。

そこで、Aさんは彼を裸にしてお風呂に入れ、丁寧に身体を洗ってあげたそうです。

そして、着ていた物も洗って上げられたのでしょう。

看病しながら、彼の横で添い寝をしていて、何時の間にか男と男の関係になってしまったそうです。

「自分では気が付いていなかったが、(ホモの)ケがあったのかもしれない」とAさんは言われました。

それから、二人は逢瀬を重ね、お互いにバックを使いあう中になったそうです。

そして、そして2年間愛を育んできた彼(28才)が今日、転勤でブラジルに行ってしまったそうです。

彼がいなくなった淋しさからか、インターネットで知り合いになっていたNちゃんに電話をして、今日始めてNちゃんに会ったそうです。

その結果、今夜が本格的なゲイデビユーとなったようです。

彼の写真を見せてもらいましたが、ハンサムな彼でした。

そして、Aさんが歌を唄っておられる時、Aさんの目には涙があふれていました。

Aさん、お酒が強そうだけれども飲み過ぎないよう気を付けてね。

また、大阪に来られる時があったら寄って下さいね。

TさんとKちゃん、2度目の来店。

TさんとKちゃんは人柄が良く、は美男、美男の関係。

来店中のお客さんと話が弾んでいました。

ゲイデビユー2年(67才)のTさんは上品で笑顔が可愛いので、みんなが「感じが良い。タイプだ」と言っていました。

本人には伝えませんでしたが。

沖縄出身のJちゃん(32)が友達(38)と一緒に2度目の来店。

Jちゃんが「自分はお腹が出ているよ」と言って、お腹を出し、ズボンを目一杯下げたので、近くに座っていた人は、Jちゃんがズボンを脱いでしまうのではと期待をしたそうです。

特にIDさんはJちゃんが好みだったので、目が点になったそうです。

Gさんの来店。

今夜はGさんのファンがいっぱい。

F君からもIさんからも「ハンサムだ。好きだよ」とかけ声がかかり、Gさんは照れっ放しでした。

Aちゃんの来店。

Aちゃんは歌が上手いです。

帰りかけられていたお客さん2組が、「Aちゃんが唄うなら聞いて帰らなくては」と留まられる始末。

Aちゃんは照れながら歌を熱唱していました。

今夜は本当に色々のことがあり、メチャ楽しい夜でした。