日曜日

今夜の最初のお客さんはB君。

「家にいたら落ち込んできそうなので、飲みに出て来た」と言っていました。

Mちゃん、Jちゃん、絽の着物を着て来店。

Mちゃんは、前々から私が使っている切れなさそうな包丁を気にしていました。

切れない包丁を使っている本人は、切れないことが普通なので気にもしていませんでしたが、刃物がきちんと研がれていなことが気になるMちゃんにとっては、私が使っている切れなさそうな包丁は、かなり気になっていたようです。

そこで今夜、Mちゃんはダイヤが埋め込まれた鉄の砥石を持って来て、私の包丁を研いでくれました。

私が使っていた包丁は、“スナックかけふ”の前の店“てるてる坊子”のマスターが使われていた物を譲り受けた物です。

かなり硬い(はがね)包丁のようで、1回ぐらい研いでも完璧に研ぎあがらないとのことでした。

でも、包丁の刃はピカピカになり、かなり切れるようになりました。

Mちゃん、ありがとう。

WNさんの来店。

今日は琵琶湖に行って来たそうです。

琵琶湖の湖畔で誰もいない所を選び、裸で日光浴でもされて来たのでしょうか?

「天気はどうだった?」と聞いたら、「曇り空で時々小雨が降った」とのことでした。

「小雨は降ったけれど、裸だったので濡れても大丈夫だった」とのことでした。

Gさんの来店。Tちゃん、Sちゃんの来店。Nちゃんの来店。

だいぶん遅れてAちゃんの来店。

日曜日の5人組みですが、最初は空いていた席にバラバラに座っていましたが、お客さんが帰られた時に席を移り、一緒に並んで座りました。

Nちゃんは杉本真人が作曲した歌「冬隣」や「転がる石」等を、歌手すぎもとまさと風に唄っていました。

今、かけふの店ではすぎもとまさとの歌「吾亦紅」や「赤い花」、「冬隣」が大流行です。

「吾亦紅」の歌を小Nちゃんと代わりばんこに唄っていた大Nちゃんは詞に感動して、密かに涙をふいていました。

「吾亦紅」って、お母さんの墓参りに行った主人公が離婚をして、ゲイとして自分に正直に生きて行くと云う筋の歌なのでしょかね?