日曜日

最初のお客さんはKUさん(広島)とKIさん。

KIさんは現在65才。でも他人からは「70歳くらいに見られる」そうです。KIさんは口数が少なくいつもニコニコしていて可愛い(お父さ〜ん)って感じです。KIさんはゲイになってまだ5年。2人は堂山のスナックで出会い、付き合いだして4年だそうです。2人が会うのは月に1回くらいだそうですが信頼関係が出来ていて感じが良いです。60才までノンケできたKIさんは、自分が男を愛するようにはなるとは夢々思わなかったそうです。

KUさんが五木ひろしの「赤い花」を唄ったけれど、上手でした。

今夜は2人でTホテル(堂山)に泊まるそうです。

KOちゃんの来店。

KOちゃんはKUさんと友達なので「今、KUさんが帰ったところだよ。(1階で)会わなかった?」と聞いたら、「会わなかった。会いたかったなー」と言ってKOちゃんは残念がっていました。

KOちゃんは出会い系で知り合った人と昨日会い、昨夜は一緒に泊まったそうです。「疲れた。疲れた」と連発していました。“そんなに疲れたのなら真っ直ぐ家に帰ればいいのに”と私は思いましたが多分、KOちゃんは昨日、今日と楽しかったので、その余韻に酔い、家に帰りたくなく報告に来てくれたのでしょうね。

いいなー。私も誰かと外泊をしてみたい。

Oちゃん、久し振りでの来店。

Oちゃんは昼から何も食べずに飲んでいるので「酔っ払ってしまった」そうです。大阪には単身赴任で来ていたOちゃんですが、家族も大阪に来て今は一緒に住んでいるそうです。

Oちゃんが「古い歌ですが」と前置きして秋元順子でヒットした「愛のままで・・・」を作詞作曲した花岡優平の歌(2009年発売)で唄ったので、みんなから「古くないじゃない」とブーイングの嵐。それからは、みんなが歌を唄うたびに「古い歌ですが」と前置きしだしたので場は大いに盛り上がりました。

YO君(45才)が「明日は仕事なのでそろそろ帰らなくちゃー」と言っているところにTA君(36才)(テニス仲間)が来たのでYO君は帰りそびれてしまいました。

「2人は10才ちがうね」と岡ちゃんが言うと、YO君が「9才です。1才違うことは大きいのよ」とおネイっぽく言ったのでみんなは大笑いをしました。それからテニスの話、男の話で盛り上がりました。

YO君が帰った後、TA君が明かしました。「さっき2人(YOとTA)はR(淫宿)で一緒だった」と。Rではお互いに目だけで挨拶をしてYO君は先に帰ったそうです。その後、TA君は適当な人(そこそこのところで手をうって)とセックスをして来たそうです。TA君は笑って話していました。

そこに、知らない人(2人)の来店。

2人は知らない店に行こう(開発しよう)とビスタ通天閣に来たそうです。このビルは全部オケケの店だからとエレベーターのボタンを適当に押したら3階だったとのこと。

2人の通称名はSさん(和歌山で45才)とRちゃん(滋賀で40才)で飲み友達だそうです。

Sさんは50代がタイプ。Rちゃんは若専で来店中のTA君(男前)が大理想のようでした。

Sさんは仕事で上司と出張した時に(30才の時)、ホテルで「肩がこった。肩をもんでくれ」と上司に言われて肩をもんでいたら手を捕まれて強引に犯されたそうです(上司だから断れなかった)。それから2人の関係は続き、上司がハードな仕事で疲れた時は上司が豹変して受けになったりする(立ちも受けも出来る上司)と言って、Sちゃんは笑っていました。

Rちゃんの初体験は15才の時だそうです。「股間にできものが出来た」とRちゃんが言うと親友が「見せてみろ」と言ったのでパンツを下げると、親友がぱっかっとチンポをくわえてしまったそうです。それから親友とはそう云う関係になったそうです。

20才で結婚して子供が1人。パソコンでゲイの世界を知り、ゲイの世界に入ったそうです。

Sさんが「和歌山にはゲイの親友が3人いる」と言ったので、よくよく聞いてみると、その中の1人はかけふの店の常連さんでした。縁はいなもの。

話は大いに盛り上がり、楽しかったです。