今日はKの見舞いに行く為に9時半に起きました。
起きてから昨日のお店の会計をして10時半に家を出ました。
近鉄阿倍野駅に着いて券売機の前に立ち料金はいくらかな?と運賃表を見上げようとした時、岡ちゃんが「540円」と言いました。
“岡ちゃん、えらいテキパキしているな”と思いながら1,000円札を2枚、券売機に入れ、大人2人のボタンと1人540円のボタンを押し、切符を2枚買いました。
ホームに行くと吉野行きの急行が10時50分発となっていたので吉野行きの急行に乗りました。
古市まで行き河内長野行きの電車に乗り換えて滝谷不動駅(目的地)に着きました。
駅の改札を出ようとした時に岡ちゃんが言いました。「しまった。河内長野まで切符を買ってしまった」と。
改札を出て運賃を調べてみると、河内長野まで540円。滝谷不動までだと480円。
1人、60円も払い過ぎ。2人だと120円。
あ〜、岡ちゃんを信用した私が馬鹿でした。
滝谷不動にはKとNちゃんが(一緒に)住んでいる家があり、今日はNちゃんの車で病院まで行く約束になっていました。
家に行くと2匹の柴犬が飛びついて、抱きついて、私の尻を押して(前から後ろから)歓迎してくれました。
暫く休憩をしてから車で病院に行きました。
病院は車で5分くらいのところにありました。
私達が病院に見舞いに行くことはKに話していない。内緒にしてあるとNちゃんは言いました。
病院の中は大都会の総合病院と違い、なんかのんびりした雰囲気でした。
3階の病室に行き、Kのベッドのカーテンを引き私達がにゅっと顔を出すとKは目をパチクリさせた後、ニッコリしました。
K(男、55才)は思っていたよりずっと元気で、ベッドに座っていました。
Kは乳癌で左脇のリンパ線と左の鎖骨の下のリンパ腺に転移していたので手術して癌の部位を全て(左の乳頭も)取り除いたそうです。
手術は先週の火曜日で要した時間は2時間。
摘出した部分をNちゃんは見せてもらったそうですが、それからは鶏肉が食べれなくなったそうです。Nちゃんは笑って話していました。
リンパ液が出てくるといって脇の辺に管を入れていました。
今のところリンパ液は一日70ccくらい出ているそうです。
今はどの抗がん剤がKに効くか調べているところだそうです。
退院は28日の予定。
Kが早く元気になることを祈りつつ、病院を後にしました。
家に帰って来たのは3時前でした。
岡ちゃんが買出しと店の掃除から帰って来たのが7時半頃。
それから2人で久し振りに銭湯に行きました。
疲れているせいか、お湯がぬるいのか湯船につかっていても身体がぬくもってきませんでした。
銭湯の帰りにスーパーに寄り、買い物。
家に帰ってから洗濯を始めはした。
そうこうしているところ(9時過ぎ)にNちゃんから電話。
「今日は(見舞いに来てくれて)ありがとう」とのお礼の電話。
今日、私達が病院から帰ったあ後、Kの担当医師が来て、リンパ液の管を抜いて行ったそうです。
Kは今日、初めて自分の左乳首がなくなったことを知ったそうです。
K、頑張ってね。Nちゃんも頑張ってね。
今夜はあれこれ考えて眠れない夜でした。