早い時間に来た3人はAちゃん(45才)、Bちゃん(43才)、Cちゃん(44才)で、それぞれ1才違い。
みんな面白い話しをしていました。
Aちゃんは3週間ぶりの来店。毎週1回は来ていたのに、ばったり間が空いていました。どうして来なくなったのだろう?店で嫌なことでもあったのだろうか?と心配をしていました。
今日、聞くと、「中間決算があり、忙しくて来れませんでした。遅くまで仕事をしていて終電に間に合わなくなった時は会社からタクシー代が出ました」とのこと。
Aちゃんは2、3人の人と同時進行でお付き合いをしていましたが、この夏、全ての人と別れて整理をしました。
真剣に誰かと1対1でお付き合いをする為に。
今日、「男が出来た」と言って新し男の話をしました。
3週間前にR(淫宿)で出会い、付き合いを始めたそうです。年は1才上。九州出身で大阪に単身赴任をしている人でラガーシャツを着るようなガチムチ。彼の家には3回泊まったそうです。家では食事を作って待ってくれるそうです。彼は言うそうです「Rには行かないでくれ。他の男と遊ばないでくれ」と。お互いアルコールが好きなので普通の居酒屋に飲みに行き、家でも飲んでいるそうです。彼はゲイスナックには飲みに出ていないそうです。
それに、セックスも合うそうです。
話を聞いていると、“文句なしの良い男”。
でもでも、Aちゃんは言いました。
「長く続かないかも。あまりにも優し過ぎる」と。
もっとワンマンと云うか、「俺に付いて来い」と言うような男が良いそうです。
あ〜、何と言うか、世の中うまくいかない。
Bちゃんはずっと1人です。
付き合う男の条件が厳しいようです。
歯石がある人は駄目。タバコ臭い人は駄目。靴を脱ぐ時、玄関に靴先を向けない人は駄目。
食事の時も箸の使い方や作法が気になるそうです。
そんなに高いハードルだったら男は出来ないかもね。
Bちゃんの話を聞いてAちゃんは話しました。
スーツを来ていかにも紳士と云った彼にフランス料理を食べに連れて行ってもらったそうです。
ステーキが出てきて、彼はステーキを全部切ってからフォークで食べ出したそうです。
それを見てAちゃんはガッカリ。
食べ方が気に入らなかったので彼とは別れたそうです。
Bちゃんに岡ちゃんが「(男探しに)Rに行かないの?」と聞くと、「性病をうつされるのが恐いから行かない」と言いました。
それを聞いてAちゃんが「誰だってうつされるのは嫌だよ」と言い、笑いました。
この夏頃に別れたDちゃんとEちゃんはしょっちゅう電話をしています。
Dちゃんが年下のEちゃんのことを「君」と呼ぶと、Eちゃんが「君と言わないでくれ、名前を呼んでくれ」と言うそうです。
「君」でも「お前」でも何でも良いよね。変なことに、些細なことにこだわりあう2人って、おかしいよね。
お互いに嫌いではなさそうな2人。
“もっともっと大らかに、素直になれば良いのにね”と私は思っています。