水曜日

開店準備中に来られたので、1度お断りしたOさん(70才)、6時過ぎに再度、来店。

今日はスパワールドに行き、串カツ屋Yで生ビールと酒を飲み、串カツを食べて来たそうです。

明日は彼(40半ば)の家で1泊して、それから四国八十八ヶ所巡りに行くそうです。

Oさんは正直な人なので、前彼の話や今彼の話を聞かせてもらいました。

「どうして前彼と別れたの?」と聞いたら、「浮気をしたから」とOさん。

「前彼が浮気したの?」と聞いたら、「自分の方」との返事。

“今彼と付き合いだしたこと”を16年付き合っていた前彼に自分から話したそうです。

私がいろいろ質問をすると、「これ以上喋ってはいけない。喋ってはいけない」と言い、私に「(あんたは)聞き上手だね」とOちゃんは言っていました。

今は前彼、今彼、Oさんの3人は一緒に飲んだりするそうです。

Oさんは本当に可愛いお父さんです。

Nちゃん、今夜は昔した見合いの話をしてくれました。

見合いは20回以上して正式に何回、見合いしたか分らないそうです。

ある女性と見合いをしたら、その女性が、「貴方は私にはもったいない。私の友人を紹介しましょう」と、友人を紹介され続け、見合いする女性の家柄などのランクが上がり続けたそうです。

見合いは毎週のように続き、そのつど、見合いの経過を親しい女性にはなしていたそうです。

見合いした女性の親は有名な人ばかり。

ある時、“この女性は良いな”と思ったけれど、その女性は有名な作家の親戚筋。

“もし、この女性と結婚したら週刊誌のネタにされるな、困るな”と思い、結婚を思いとどまったことがあるそうです。

そしたら案の定、その女性が違う男性と結婚したら週刊誌に男性の素性がデカデカと載り、結婚は破綻してしまったとか。

当時、八千草薫のフアンだったNちゃん。

“(八千草薫に似た)この女性と結婚しよう”と決心をして、デートの日取りを決め、料亭の予約などを入れていたそうです。

すると突然、彼女から(デート)キャンセルの電話。

Nちゃんは仕方なく、いつも見合いの相談をしていた彼女に電話をいれたら、彼女は家にいて、予約を入れていた料亭に一緒に行ってくれたそうです。

料亭に着き、食事の段になって彼女は突然、「ワー」と泣き出したそうです。

それを見たNちゃん、「結婚するのはこの女性だ」と気が付いたそうです。

そしてその日、Nちゃんは彼女の家に行き、「娘さんを下さい」と両親に結婚の申し込みをしたそうです。

でも、彼女はすでに違う男との結納が済んだ身。

彼女の家は結婚相手に結納の3倍返しをして、やっとNちゃんは彼女と結婚したそうです。

Nちゃんは面白おかしく結婚にいたるまでの話をしてくれました。

ちなみに、Nちゃんの結婚記念日は4月10日だそうです。

話を聞いていたAちゃんも結婚までの話をしてくれました。

Aちゃんの奥さんは、Aちゃんがゲイだと知っていて、家でAちゃんがぼんやり(意気消沈)して元気がない時に「遊びに行ってらっしゃい」と言う奥さんだそうです。

最近、R(淫宿)で男と出会い、付き合い始めたBちゃん(40半ば)。

男がBちゃんに言ったそうです。

「2人で付き合う以上、Rのような所には行くなよ」と。

そして、“行ったこと分った時点で2人の付き合いは終わり”と云う暗黙の了解があったそうです。

先週の月曜、Aちゃんはかけふの店に来て、遅くなったのでRで泊まったそうです。

そしたら、そしたら、彼が先に行っていたそうです。

2人は顔をあわせたけれど、それっきり。口もきかなかったとか。

それ以後、電話もメールもなし。2人の関係は終わったそうです。

Sちゃん(36才)、3度目の来店。

Sちゃんは前からゲイ雑誌やゲイのDVDなどは見ていましたが27才の時、北のH(淫宿)に行き、ゲイ世界のデビュー。

今まで特に付き合った人はいないそうです。

SちゃんはRなどに行っても、キスも尺八も、ましてやアナルセックスなどの行為はなにもしないそうです。

「病気が移るのが恐い」そうです。

「唾でも先走りでも病気が移る」と言うのです。

「それだったら何も出来ないよね。手でこするだけだね」とBちゃんと私は言いました。

Aちゃんが帰った後、みんなは「Aちゃんて魅力あるよね。ヘロモンが出てるよね」と話していました。