今夜の最初のお客さんはTさんとTAちゃん。
Tさんは昨年、前立腺ガンの手術をしましたが今は元気になりました。
Tさんが病気になったのを機にTAさんは家族(妻子)の了解を得て、Tさんと同棲をするようになりました。
休みの日はTさんの運動の為に散歩をしています。
今日は寺田町から大阪城まで散歩しようと家を出たそうでが、鶴橋まで歩いたら疲れたので、鶴橋で焼肉を食べたとか。
焼肉屋はテレビ番組「魔法のレストラン」で紹介された店で、安くて美味しかったそうです。
鶴橋では“ちじみ”も食べたそうですが美味しかったとのこと。
Tさんは死んだ時の為に互助会の会費を一括払いで払い加入したそうです。
骨は一心寺に。永代供養のお金も準備したそうです。
「互助会と生命保険の証書、現金等が箪笥の引き出しに入っている」と、TさんがTAさんに言っていました。
Mちゃん(51才)が店からYさん(59才)に電話を入れました。
家(堺)にいたYさんに「“かけふ”にいるから出ておいで」と。
間もなくYさんの来店。
2人の関係は?Mちゃんの高校時代の友人(ゲイ)が一時期、Yさんと付き合っていたことから知り合いになり、今は飲み友達だそうです。
Mさんは中学3年から地元の飲み屋に出入りしていたそうです。
その飲み屋はゲイ夫婦がやっていた普通の飲み屋だそうですが、ゲイのお客さんも出入りするような店だったそうです。
ゲイのお客さんの場合は箸置きが野菜の形の箸置きだったそうです。
高校生になり南のゲイスナックに出入りするようになり、高3の時、マスターに売り飛ばされて男とのセックスの初体験をしたそうです。
Mさんが「通っていた高校はホモ学校だった。ホモが多かった」と笑って言ったので、「どこの高校?」と聞きましたが、学校名は教えてくれませんでした。
Mさんのお父さんは神戸の病院に入院していて、阪神淡路大震災で亡くなったそうです。
大震災、正にその時(1995年午前5時46分52秒)、Mさんは堂山のゲイスナックにいて揺れを感じていたそうです。
Nちゃん、今日はテニスをして、3時からテニス仲間と一緒に飲んでいたそうです。
隣の席に座っていたTA君に「1軒、一緒に飲みに行こう?」と誘い、2人は一緒に飲みに行きました。
1時間くらいしてTA君は帰って来て、言いました。
「行ったお店(スナック某)はお化け屋敷だった」と。
来店中のK君が「女装でもしていたの?」と聞いたら、「いいや」とTA君は答えていました。
どう云う意味で“お化け屋敷だったのだろう?”忙しかったので真の意味を聞けませんでした。
Aちゃんの来店。
Aちゃんは前に来た時に面白い話をしました。
Aちゃんはお姉さんと2人暮らし。
ある時、お姉さんが入院したそうです。
家事をしたことのないAちゃん(60才)は洗濯をしたそうです。
全自動洗濯機に洗濯物を入れて洗濯。
“全自動洗濯機は便利だ”と感動しながら洗濯をしたそうです。
後日、お姉さんから聞いたそうです。
洗濯をするには洗剤がいると。
Aちゃんは全自動洗濯機は洗剤を入れなくても良いと思い、洗剤を入れず、水洗いだけをしていたそうです。
Aちゃんは無知な自分を笑っていました。