Kちゃんが店に来るなり言いました。
「Bちゃん(付き合って7年)と別れた」と。
2年前くらいに膝を悪くして手術を受けました。
Bちゃんは「膝の手術は失敗してペニスが役に立たなくなった。勃起して射精しても快感は全くなく、オシッコをお漏らししたくらいの感覚しかない」と、Kちゃんに説明していました。
KちゃんはBちゃんの話を信用してBちゃんとのセックスはある程度、あきらめていました。
ところが、Bちゃんは男を作り「男が出来た。男と遊んだ」等などのメールが着だしたそうです。Bちゃんの新しい男の名前を出すと、来店中の人達の知っている人。
KちゃんはBちゃんとメールのやり取りをして、別れることにしたそうです。Bちゃんを信用していたKちゃんは裏切られた感じで、憤懣やる方ないようです。
Kちゃんはずっと前にエネマグラを購入して試してみましたが快感は得られないままでした。「エネマグラはどうした?」と私が聞いたら、「今は朝起きて入れている。入れると便意が催すので便意誘導の為に使っている」と、Kちゃんは笑って話していました。
“快感の為ではなく便意誘導?こんな使い方もあるんだ”と、私は驚きました。
Sちゃんは毎日の通勤で出会う男の話をしました。
Sちゃんが朝の6時前くらいに家から駅に向かうと、自転車に乗って、歩いているSちゃんを追い越して行く男がいるそうです。
年の頃は50過ぎで身長170cmくらいでガタイが良く毎日、スエットのズボンを穿いて通勤をしているそうです。
地下鉄の電車の中で見ると、股間のふくらみがすごく大きいそうです。
1度、昼間に見かけたそうですが建設作業員の服装だったそうです。
「スエットで通勤して作業服に着替えているんだね」と、Sちゃん。
男の股間のふくらみを見るのが、Sちゃんのささやかな楽しみのようです。
Cちゃんは61才。ゲイ歴は35年くらい。
1人でアメリカを旅行している時に白人のデブ(50才くらい)に声をかけられ、モーテルに連れて行かれたそうです。そこで白人に手で出してもらったのが最初の経験。
その後、人の道に外れたことをしたと、罪悪感にさいなまれたそうです。
その後、結婚をしたけれど失敗。
今までのことをCちゃんは話してくれました。
60才を越えたCちゃんは完全に勃起しなくなったそうです。
上手な人に出会った時、まれに勃起することもあるそうですが、薬は使わないで自然のまま(勃起しない状態)で自分を受け入れてくれる人とセックスをしたいそうです。
「アナルが使えるように練習をしているの?」と聞いたら、「今、している」とCちゃんは言いました。
年相応のセックスって大事だよね。