土曜日

N君(42才)とH君(46才)にはお土産をもらいました。

N君には「お母さんが仙台に旅行に行ったので」と言って和菓子、菓匠(三金の萩の月)をもらいました。

H君には「実家(北海道)から送ってきた」と言って、開拓おかき(甘海老おかき・帆立おかき)をもらいました。

N君、H君、ありがとう。

H君は付き合っていたお父さんと別れたそうです。

あまり飲みに出ないお父さん(70才前後で物凄く元気)は週1、2回、H君の家にバイクや車で来ていました。H君が友達と飲み屋に行っているのを、“浮気をしているのでは”と邪推(じゃすい)し、2人の仲がゴチャゴチャし出して、別れてしまったそうです。

H君はN君より先に帰り、E(年配の人が多い淫宿)に行きました。

年配の人は自分が飲みに出ないからと云って、若い子が友達と飲みに行くことを嫌がったらダメだよね。若い子は大目に見て上げなくては。

皮ジャンを着て来たT君の左隣にHちゃんが座り、言いました。

「皮ジャンを着ている男は(この世界では)女だ」と。

そして「たかじんの番組の中で、たかじんが『自分の友達にゲイが多いけれど皮ジャンを着ている人が統計的に多い』と言っていた」とも。

Hちゃんの左隣に座っていたSちゃんは服の一部が皮でした。

「Sちゃんの場合はどうなるの?」と誰かが聞いたら、「リバだろう?」とHちゃんが言いました。

「そうかな?」とSちゃんが言うと、Sちゃんの相手のSIさんが「あんたはそうだろう」と言ったので、みんなは大笑いをしました。

SちゃんとSIさんが「帰る」と行ったので、「これから(ホテルの)休憩に行くの?」と聞いたら2人は笑っていました。

2人は今、アツアツです。よっぽど、セックスの相性が良いのでしょうね。

今日の新規さんは2人。

1人は京都の人でOさん(64才)。マップを見て来てくれたそうです。

若い子が好きだそうです。

もう1人はYさん(静岡出身)。店に来られた時は“恐い感じ”の人でした。

来店中のIちゃん(70才)とは、「話をしたことはないけれど(何十年も前から)顔見知り」だそうです。

Yさんに言われてしまいました。「私の顔を見て(来店を)断ろうとしただろう」と。

「だって、恐そうだったもの」と私が言うと、「こちらだって始めての店だったので緊張をしていた」とYさんは言われました。

Yさんは友達の紹介で来られてようです。

来店中のお客さん達が、英語の歌を続けて唄っていると「進駐軍の歌だ」とYさんが言われたので“Yさんは戦中派の人かな”と思っていたら、私より若いそうです。

ゲイスナックでは昔、アメリカの歌を「進駐軍の歌」と言っていたみたいです。

私の仕事振りをよく観察されている感じで少し恐かったですが話を聞いていみると、Yさんは今、大阪で居酒屋をされているそうです。

Yさんが帰られる時、「この店は(客層・年齢)幅が広いね」と言われました。

Yさんには色んな話を聞きたかったけれど、最初なので聞けませんでした。Yさん、また来て下さいね。

今夜は店が一時、満席になりNさんやWNさんを断ってしまいました。

Nさんには2度、来てもらったけれど2度とも断ってしまいました。

済みませんでした。