火曜日

今日はNちゃん、Kとの花見の日でした。

9時半に起きて、家を10時40分に出ました。

近鉄電車の滝谷不動駅に降り立ったのは11時40分頃。

Nちゃん、K(2人は同棲)の家に行くと2匹の(メタボの)柴犬の大歓迎を受けました。柴犬は尻尾を千切れんばかりに振り、飛び掛って歓迎してくれるので大変でした。

それから、お弁当やビール、酒、レジャーマットなどを持って山登り。

花見の目的地は大阪府営・錦織公園です。

大人(年寄り)4人とメタボの柴犬2匹、息をハーハーいわせて、やっと目的地に到着。

公園は雲一つない日本晴れ。春の花が満杯。鶯が鳴いていました。

桜の花は3分咲きくらいで、人出はまーまーの状態でした。

みんなでビールで乾杯をした後、弁当を食べ、会話に花が咲きました。

Kは2年前に乳癌の手術をして、1年くらい会社を休み、今は元気に働いています。抗がん剤の治療は終わり、今は女性ホルモンの注射をしているそうです。

家ではNちゃんのこと(体調などを)を気遣って、言いたいことも言わないでいるそうです。その反動が会社で出ているそうです。「気が短くなった」とKは言っていました。

スーパー銭湯にNちゃんとK(2人)が行った時、「(手術で左乳のないKちゃんが女みたいに)タオルでバストを隠していた」とNちゃんが笑って言うと、「肩にタオルを掛けていただけだ」と言って、Kは反論をしていました。

今、乳癌の事を笑って話せるくらいにKが元気になったことが、私は嬉しいです。

そしてKは「僕の遺産は全部、Nちゃんに渡して欲しいと身内の人に話している」そうです。

そして、そして、「もし(お店の)仕事を止めたら家に来たら良い。4人(岡ちゃんと私を含めて)で一緒に暮らそう。部屋が4つあるから」とKが言ってくれたので、私は嬉しかったです。

Kがまだ若い頃、実家に帰る時にゲイ雑誌を買って帰ったそうです。

「大阪に帰る時に、そのゲイ雑誌を家に忘れて帰ったので、両親は自分がホモだと気付いているだろう」とKは笑って話していたことがあります。

癌で亡くなったお母さんがKに言ったそうです。

「女でも男でも良いから、誰かと一緒に住んでくれ。(料理など何も出来ない)K1人だと心配だ」と。

お互いに助け合って生きているNちゃんとKです。

そして、NちゃんやKがつまづいて転んだりすると、柴犬2匹が心配して跳んで来るそうです。

Nちゃん、K、そして柴犬の2匹、いつまでも友達でいようね。

春の陽射しの中の花見は暑かったです(私はTシャツになりました)。

帰る頃には陽気のせいで花は4、5咲きになっていました。

錦織公園を後にする時、“来年も4人と2匹で(元気に)花見が出来たら良いな”と私は思いました。4人での花見は今回で7回目でした。