木曜日

店の開店前に岡ちゃんがゴミを捨てに行くと、旅行から帰って来たお父さんが、お土産をくれました。

お土産は「羽二重餅の古里」と「大納言菓子」でした。ありがとう。

Aちゃんが入院していた時の話をしてくれました。

病室は白いカーテンで仕切られた4人部屋。

隣のベッドにAちゃん好みの男が、足の骨折で入院して来たそうです。

カーテン越しに男の独り言が聞こえて来たそうです。

ギブスをはめた足が「かゆい、かゆい」と、言う小声。

そして、ナースが見回りに来た時、男はナースに言ったそうです。

「気持ち悪いからカテーテルを外してくれ」と。

「大丈夫ですか。一人でトイレは出来ますか?先生に聞いて来ます」とナース。

その結果、ベッドの脇に簡易トイレを置き、カテーテルが外される事に。

カテーテルをナースが引き出す時、男は「痛た。痛た」と、唸ったとか。

その後、簡易トイレで小便をする度に、男は小声で「いた。いた」と、言いながらチョビチョビと小便していたそうです。

「いた・・。いた・・。いた・・」の小声と小便の音が猥褻に聞こえて、何となく気持ちがそそられたそうです。

男と会話をしたのは本の数回。

でも、カーテン越しの男の独り言に聞き耳を立てて、男の事を想像するのは(淫靡な)楽しみだったそうです。

Aちゃんは10年越しくらいに、あこがれていた男がいたそうです。

ずんぐりむっくりしたその男とは、たまたまゲイスナックでであった時に一緒に飲むくらいの間柄。

R(淫宿)に泊まりに行った時、その男が一人で爆睡していたそうです。

むくむくとAちゃんの悪戯心が動き出し、男のチンポを触ったそうです。

男は気付いているのか?いないのか?男は眠ったまま。

Aちゃんは、そのまま手と口を使い作業を続けていると、男は感じ出したのか善がり出したそうです。

そして、フィニッシュ。

男は、そのまま寝続けていたそうです。

男が寝た振りをしていたのか?本当に寝たままだったのか?分からないけれど、好みの男を射精させたことで、Aちゃんは大いに満足をしたようです。

Aちゃんは会話が上手で、いっぱい面白い話しをしてくれたので、私達は笑いっ放しでした。