最初のお客さんはAちゃん。今日はR(淫宿)に行って来たそうです。
Rには、会うといつもセックスをしていた男が、いたそうです。
彼は“今日もAちゃんとセックスをするものだ”と近付いて来たそうですが今日は断り、違うと男(40才半ば)と遊んだそうです。
その男とのセックスでAちゃんは2回、出したそうです。
63才のAちゃんが短時間の間に2回、射精。
その男とのセックスが、よっぽど良かったんでしょうね。
Rには、立ちをしていた男(40才半ばでガタイの良い男)がいたそうです。
最初は70才くらいの男の穴を掘り、次は40才代のタツーをした男の穴を掘っていたそうです。
男はテクニシャンで色んな体位で掘りまくっていて、まるでゲイDVDを(生で)見ているようだったそうです。
受けのAちゃんが、次はこの体位、次はこの体位と頭の中で想像する体位を男はして見せてくれたので、見ていてすごく楽しく、興奮したそうです。
三味線の先生(Bさん)と日本舞踊の先生(Cさん)の来店。
Bさんはジャムを作るのが趣味だそうです。
毎年、色んなジャムを作っているそうです。
「今年はリンゴのジャムを作りたい。どこかに安いリンゴを売っていない?腐りかけでも良いの」とか、「今年は、梅酒につけた梅の実をこそげ落としてジャムを作ってみようかな」とか、言っていました。
「先生はよっぽど暇なんだね」と私が言うと、先生は笑っていました。
2人から色んな面白い話や為になる話を聞きました。
新規さん(Dさん・48才)の来店。
Dさんは、かけふ日記を読んで興味を持ち、店に来てくれたそうです。
ゲイスナックに入るのは初めてなので勇気がいったそうです。
店に来て最初の頃は「緊張しています」と、Dさんは言っていました。
Dさんは社会人の息子と中学生の娘がいるそうです。
奥さんは年上で更年期障害の真っ最中。
「今年になってから1回もセックスをしていない」と、Dさん。
Dさんからは他に色いろな話を聞きましたが、書かないでおきます。
E君(46才)の来店。
E君は月曜日、ビギンのコンサートに行って来たそうです。
ボーカルの比嘉栄昇は「大阪の人(お客さん)には世話になり、応援してもらい感謝している」と云う様なことを言い、乗りに乗っていたそうです。
普段とは違う歌も唄い、演歌(憧れのハワイ航路など)も唄っていたそうですが、演歌も上手だったそうです。
アンコールの歌も十何曲も唄ったそうです。
E君も感激して「パーマ屋ゆんた」では、泣いてしまったそうです。
E君は歌舞伎も好きだそうで、(歌舞伎)海老蔵と玉三郎の義経千本桜を観て、感動した話を熱く語っていました。
後白河法皇から褒賞として与えられた初音の鼓(源九郎狐の親の皮がはられた鼓)を義経が、佐藤忠信に化けた源九郎狐に与えた時、源九郎狐が喜ぶ様(さま)を海老蔵が上手く演じていたので、E君は感動して、泣いたそうです。
「最近、涙もろくなってきた」と、E君。
E君には付き合っている人がいます。
「その人はマスターや岡ちゃんのことを良く知っている」と、前々からE君が言っていましたが、その人の名を教えてくれませんでした。
その人の名を今日、教えてくれました。
その人は私の33、4年前(私のゲイデビュー時代・SMの店)の知り合いだったので、私は大いに驚きました。
出会った当時、彼は好青年で性格が良く、みんなから好かれていました。
その後、彼には会った事がなかったので、会ってみたいなと、私は思いました。