水曜日

Sちゃん(71才)とKちゃん(66才)が話していました。

「Sちゃんは持ち家だからいいね」とKちゃんが言うと、「固定資産税を払わなくてはいけない。年間4万円」と、Sちゃん。

「マンションの賃貸料より安い」とKちゃんが言うと、「雨漏りなどは自分で直さなくてはいけない」と、Sちゃん。

2人は野球の話や、歌舞伎などの芝居の話、いつまで生きるか?の話をしていました。

Kちゃんは元彼と公営住宅の8階に住んでいた(同棲)そうです。

入院をしていた彼が70才で突然亡くなったそうです。

葬式は集会所でしようと係りの人と話がついていたそうです。

彼が急に亡くなり、係りの人に電話をしたけれど連絡がつかず、鍵がなくて集会所が使えなくなたそうです。

仕方なく、8階の部屋に遺体を運ぶことになったとか。

ところが棺桶がエレベーターに入らず、階段で運ぶことになったそうです。

Kちゃんと霊柩車の運転手と2人で運んだそうですが、遺体の入った棺桶はすごく重たくてかさばり大変だったそうです。

霊柩車の運転手も「こんなことは初めてだ」とぼやいたら、彼のお姉さんがチップをはずんだそうです。

「あの時は本当に大変だった」と、Kちゃんは話していました。

そんなこんなの話をしていて突然、Kちゃんが私に言いました。

「ピンヒールで踏みつけて」と。

Kちゃんは限りなくSMにあこがれを持っているようです。

元公務員だったAちゃん(62才でH県)は60才で定年退職。

お母さんが昨年亡くなり、今は持ち家で悠々自適の1人暮らし。

そのAちゃんが突然、「京都の土地を売ろうかな?」と、言いました。

土地はモータープールになっていて、車1台、月5,000円で貸しているそうです。

年間60万円の収入、土地の固定資産税は年間20万円。

お金がある人は、お金があることで色々大変のようです。

Tさん(72才)は左目が白内障で見えにくいそうです。

Tさんは医者嫌いで健康診断も受けていないそうです。

「早く病院に行って白内障の手術をしなさい。手術は簡単だよ。すごく見えるようになるよ」と、みんなが手術を勧めました。

Hさんが眼科で有名な病院名を教えて上げると、Tさんが付き合っているIさん(59才)がメモして、Tさんに「車で連れて行って上げる」と、言っていました。

Tさんもだんだん、その気になってきたのか、「もし、目の手術をして、若い子がもっと綺麗に見えるようになったらどうしよう」と、言っていました。(Tさんは若専です。)