今日は定休日。
お爺さん(岡ちゃん)はいつもの様に、買い出しと店の掃除に行きました。
お婆さん(私)は家で洗濯と、「おでん」の下ごしらえ等の台所仕事をしました。
ちょっと手が空いた時に、お婆さんは考えました。
「今日は定休日。いつもと同じことをして一日、過ごしました」って、ブログに書くのは能がないと。
そこでお婆さんは散歩(運動)に行くことにしました。
まずはマンションの8階からエレベーターで下に降りたら運動にならないから、非常階段で降りることにしました。
コンクリートの壁に囲まれた狭い階段を下りのは、ほんとに退屈。
やっと1階に下り、外に出ました。
まずはJR天王寺駅に歩いて行こうと、興国高校のグランドの横の道を通り、大阪教育大学のキャンパスの脇を通り、天王寺の駅に着きました。
駅の公衆便所で小便をしました。
便所には気持ち悪いオッサンが一人いました。
帰りは駅から北の方向に歩き、今度は西の方向に歩き、JR寺田町の駅に行きました。
寺田町の駅かマンションまでは10分弱。
散歩の間中キョロキョロあたりを見て、「今度、ここのニンニクラーメンを食べに来よう」とか、「ここの寿司屋は高そうだ」と、考えながら散歩しました。
マンションの1階に着き、一大決心をして階段で8階まで登ることにしました。
ハーハー息をしながら登り、息絶え絶えの状態で8階の部屋にたどり着きました。
散歩をしていた時間は、約1時間半。
疲れましたが、良い運動になりました。
これから、機会あるごと(休みの日)に歩こうと決心しました。
岡ちゃんが店から帰って来てから、銭湯に行きました。
今夜はいつもより混んでいて、デブの40代50代60代が多かったです。
40代の可愛いデブが鏡の前に立ち、まずは自分の正面の姿を見て、今度は横向きになりました。
横向きになった姿を鏡に映し、自分のデカイお腹のふくらみに手を当てて小首をかしげ、ため息をついていました。かわゆい・・
デブの中には数人、83らしき人もいました。
その数人が脱衣場で話し合っていました。「この後、〇〇に行こう」と。
〇〇は、私達が銭湯帰りに寄ろうとしていた立ち飲み屋です。
この83らしき人達と、同じ立ち飲み屋に行っても面白くないので、違う立ち飲み屋に行くことにしました。
違う立ち飲み屋に行ったら、客はゼロ。私達2人でした。
立ち飲み屋って、狭い空間にみんなが立って飲み、隣同士になった人同志が「こんばんわ」と何気ない挨拶から、会話が弾むところです。
他の客がいなくて、自分達2人、と云うのはちょっと淋しかったです。
ぼそぼそ岡ちゃんと話し合っている時、岡ちゃんが言いました。
「なんで入口の上の壁に『12月12日』と書いた紙が逆さまに貼ってあるのだろう?」と。
岡ちゃんが店の男の人に聞くと・・
「あれは親父が貼ったんです。12月12日は石川五右衛門の命日(釜茹での刑で死んだ日)です。だから泥棒は五右衛門の命日には泥棒をするなよ、と云う、泥棒除けのおまじないです」のこと。
「あ〜、そうなの」と、その場は終わり、ビール大ビン2本、お互いにお酒の熱燗を2合ずつ飲んで帰って来ました。
岡ちゃんが家に帰ってから、パソコンで石川五右衛門の命日を調べたら、命日は安土桃山時代の文禄3年8月24日で、西暦では1594年10月8日でした。
12月12日は石川五右衛門の命日では、なかったのですね。
「鰯の頭も信心から」とか、「信じる者は救われる」って言うもんね。
面白いね。
今夜は疲れたので、いつもより早く寝ました。
去年の12月14日、南半球一周の船旅に出たIさん(三桁専)からメールが来たので、転載します。
現在、季節も時間も日本と正反対のアルゼンチン沖を航行中です。
船旅も後半に突入です。(3月25日の午後、横浜に帰港)
1月26日早朝、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロに到着しました。
夜半に物凄い閃光と激しい雨でしたが、それも止み、有名なコルコバードの丘に登山電車で登る頃には、真夏の日差しで暑いくらいでした。
ブラジルでは、アフリカと違いデブがいっぱい。
観光バスの運転手もかわいいデブで、一番前に座り、運転手ばかり見ていました。
翌日には、イグアスの滝を見学。
気温は40度近くにまで上がり、ボートで滝の水を浴びると気持ちが良いくらいでした。
ヘリコプターから見る滝は、雄大で素晴らしいものでした。
1月30日にはアルゼンチンの首都ブエノス・アイレスへ。
バスでレストランに向かっていると、広大な海が見えたので、思わず「海、海!」と叫ぶと、ガイドさんが「あれは海ではありません。ラプラタ川です。」と言われ、ドッと笑われてしまいました。
ラプラタ川の河口は450kmもあるそうで、翌日には対岸にあるウルグアイの首都モンテビデオに行き、半日停泊しただけで、今はアルゼンチンに沿って南下しています。
あれだけ暑かったのに、今朝はデッキに出ると寒いくらいで、一気に冬になったみたいです。
船内生活も長くなってくると、いろいろな人を観察することができます。
メイン・ダイニングは順番に詰めて座らされます。
毎朝6時30分にオープンと同時にいつも一番で来る80歳位の長身の男性は、2人用のテーブルに盛りだくさんのお皿を並べ、向かい側に誰も座れないようにして、苦虫を潰したような顔をして食べています。(朝食はバイキング)
乗船して来た時から、いつも白の浴衣を着ている小柄な70歳代の男性は、4人部屋なのかデッキにある4人掛けのテーブルをいつも独占して読書をしていて、誰かと話しているのを見たことがありません。
それに洗濯をしていないのか寸足らずの浴衣がだんだん汚れて来ていて、みすぼらしく見えます。
さすがに今朝は寒かったからか、茶色の着物に着替えていたけど、全然似合っていませんでした。
朝のラジオ体操は、自主企画で乗船3回目の70歳位の男性が準備体操と第1第2をされています。
200人と多すぎて、今は参加していません。
この方は、社交ダンスも教えていますが、下品な怒鳴り方をするので、女性陣から敬遠されているとか。
船内では毎日午後7時に船内新聞が発行されていて、翌日の催し物が掲載されて、参加したいものがあれば参加します。
因みに今日はフォット・ジャーナリストの藤原幸一さんによる講演「アタカマ砂漠に現れる神々の花園」を聞きに行きました。
写真は、キリスト像のあるコルコバードの丘からのリオ・デ・ジャネイロと、ヘリコプターから見たイグアスの滝とその滝の側で撮ったものです。