「今日は、E(淫宿)に行って来た」と、Aさん(60才)が言いました。
私は、はたっと思い出しました。
“今日は金曜日だ”と、確か金曜はEの入館料が1,000円の日。
そこでAさんに聞きました、「入館料は1,000円だった?」と。
すると、「1,000円だった。1,000円のせいか人が多かった」と、Aさん。
Aさんが、かけふの店に来るのは2回目。
Aさんは去年の8月に胃癌の手術をして胃を全部、摘出したそうです。
入院前は身長171センチで、体重90キロ。
糖尿病もあり、脂肪もありで手術の1ヶ月前から入院。
入院から退院まで、2ヶ月かかったそうです。
手術までの1ヶ月間は毎日、スーパー銭湯に行き、岩盤浴をしていたそうです。
岩盤浴をすれば癌が消えるかも?と、淡い期待を持っていたそうですが、癌は消えなかったそうです。
今の体重は69キロ前後。お腹の皮がたるんでいるとか。
週に3回、ジムに通い、家ではテレビを見ながら毎日、自転車漕ぎを50分しているそうです。
Aさんの後にBさん(65才)の来店。
Bさんは頭頂が剥げているので、頭は自分で剃っているそうです。
Bさんは顎髭を生やし始めて3ヶ月。ヤギの様な髭にしたいそうです。
白い顎髭は毛質が硬く、あっちゃこっちゃに向かって生えるので始末が悪いとか。
Aさんも頭頂が剥げているので自分で散髪をしているそうです。
5ミリくらいの長さにしているそうです。
来店中のお客さんの話題は、尿漏れパンツからどんなパンツを穿いているかの話題へ。
パンツは前開きか?前閉じか?小便をする時はオチンチンはどう出すか?の話。
前開きであろうがなかろうが、パンツを下げて出す。
パンツの裾(脇)から出していたら、パンツの裾が伸びてしまった。
前開きのボタンがあっても、いつも外している。
用足しの時にボタンを外していたら漏らすから。等など。
その後は、日本全国のラーメンの話。太麺が良いか?細めんが良いか?等など。
四国のCさんが水仕事をしている私の頭を見て、「マスター、また怪我をしたの?」と、言いました。
「うん、去年の12月26日に怪我をして、病院で縫ってもらったよ」と、私は言いました。
すると、「いや、新しい傷があるよ」と、Cさん。
みんなや岡ちゃんに見てもらったら、「横に傷が出来ていて、血がにじんでいるよ」と、誰か。
何時、私は怪我をしたのだろう?鎌鼬(かまいたち)にでもあったのだろうか?と考え、そう云えば、頭を何かにぶつけて「あっ痛」と言ったっけと、考えて行き、思い出しました。
今日、店の開店準備中に窓のガラスを拭いている時、窓枠に思いっきり頭をぶつけたっけと。
Aさん、Bさん同様、頭頂が剥げ出してから私は丸坊主。
丸坊主のせいか、良く怪我をしています。気を付けなくてはね。
滋賀県で生まれ育った人が言いました。
「滋賀県と聞いて何を思い出す?」と。
私は間髪入れずに言いました。「琵琶湖」と。
すると彼は、「そうだよね。滋賀県って琵琶湖以外に、何にもないんだよね」と。
そんなことないよね。滋賀県だって、比叡山延暦寺、安土桃山城、彦根城、長浜城、近江米、近江商人、近江牛、鮒ずし、信楽焼、雄琴温泉等など、有名なものは考えたらいっぱいあるよね。
みなさん、自分の出身県に誇りを持ちましょう。