今日最初の客さんはAさん(73才)。
自営業のAさんは店に来るなり「仕事をやめたい」と、言い始めました。
今日は早い時間から飲んでいるそうです。
「月曜日から大阪に来て、大阪には1週間ぐらいいて、後は広島、福岡と飲み歩くかも」と、Aさん。
体調が悪いのか、疲れているのか、何かあったのか、やめたい理由は分かりませんが、「ただ、やめたい」とのことでした。
後から来たBさんが(65才)が、Aさんの歳を聞いて驚いていました。
「60才前後にしか、見えませんねー」と。
そして、「痴呆が始まっているかも。最近、トイレの電気の消し忘れが多い」と。
その後、「テレビでやっていた」と前置きして、「痴呆にはアロマセラピーが効くらしいよ」と、Bさんが言っていました。
「今日は見合いをして来ました」と、超ご機嫌でCさん(68才)の来店。
見合いは、誰の紹介でしたか、何処でしたか、結果はどうなったか、など一つも説明をしなで、「見合いをして来ました」と、嬉しそうにCさんは連発していました。
私と岡ちゃんの想像では・・
Cさんは今日、ハッテン場の映画館に行き、タイプの人と出会い、そしてホテルにでも行ったのでしょう。
そして、久々に燃えるような激しいセックスをして、その後、タイプの人とスナック(1軒)に行き、その後、かけふの店に来たのでしょう。
あくまでも、私達の想像ですが。
Cさんは言っていました。
「月に1度はオンス(生理)があって、血が騒ぐ」と。
Cさんは引っ越して1年になりますが、「今のマンションは日当たりが良くて暖かい。1月の電気代は900円代(基本料金)だった」そうです。
「天気が良い日は毎日、布団を干している」そうです。
広島からDさんの来店。Dさんも酔って、ご機嫌でした。
「美空ひばりと同い年です」とDさんが言ったので「76、7才ですか?」と聞いたら、「そう」との返事。
Dさんはカラオケで、美空ひばりの「川の流れのように」と「港町十三番地」を唄われた後、石原裕次郎の「北の旅人」を唄われました。
当時は北原三枝(石原まき子)のファンだったそうです。