月曜日

Aちゃん(61才)と、Bちゃん(54才)は遠距離夫婦。

今日から水曜日まで、休みをとって大阪にいるそうです。

明日は映画を観ようと、前売り券を買ったそうです。

ゲイの夫婦が子供を育てると云う実話にもとづいた映画「チョコレートドーナツ」を観たかったそうですが、大阪ではまだ上映していなかったので、違う映画にしたそうです。

映画館の切符売場では「シニアです」と言って、シニア料金で前売りを買うそうです。

年齢確認の為に身分証明書の提示を求められたら、こう言うそうです。

「今日は持って来ていません。もしシニア料金がダメだったら普通料金で良いですよ」と。

すると、係りの人が、「今度来る時は必ず、持って来て下さいね」と言って、シニア料金で前売りを売ってくれるそうです。

Bちゃんは若いですが、60才に見えなくもない(?)です。

「8秒に一人が入っています。今は5,000ポイントサービス中。〇〇カード」と、テレビでよく宣伝していますが、Bちゃんは加入したそうです。

5,000ポイントを目当てに。

5,000ポイントでジュースを買い、後はカードを使う気はないそうです。

それにしても、5,000ポイン(5,000円)をくれるって、すごいよね。

Aちゃんが、2人の宿泊の為にホテルに電話をすると・・

「A様は以前、当ホテルをご利用になられていますか?」と、ホテルマン。

「はい」と答えると、「A様とB様ですね」と即、2人の名前を言うそうです。

男二人で、ダブルベッドになったこともあるとか。

「ホテルマンはゲイが多いから、男2人で泊まっても気にしていないよ」と、Bちゃん。

「僕も知っているよ。△△ホテルに勤めている人を。前から友達だよ」と、Aちゃんは言っていました。

立山黒部アルペンルート日帰り観光に2人で行こうと、Aちゃんが予約入れ、Bちゃんがお金を送金したそうです。

しかし、参加者不足でツアーが成立しなかったとか。

Aちゃんの所に送り返されてきた旅行代金を、AちゃんはBちゃんに返さず、猫ばばしたままだそうです。

Aちゃんは、里山の様な所に一人で住んでいます。

新幹線の停まる駅まで自家用車(15分)で行き、通勤しているとか。

通勤時間は、電車の待ち時間を入れて片道1時間半。

そんなAちゃんの家の周りには鹿や狐が出るそうです。

夜には、鹿や狐の鳴き声が聞こえてくることもあるとか。

木造の家もかなり古く、床を踏み抜いたこともあるそうです。

周りに自然があって良さそうだけれど、少し淋しい所だね。

「もし、付き合っている相手が死んだら、どうしたらいいんだろう。一人暮らしをしていて、もし死んだら、誰が葬式(火葬などの手続き)を、してくれんだろう」と、Aちゃんは心配をしていました。

映画「チョコレートドーナツ」は、予告編を観るだけでも、泣けてきますよ。

今日、参考にしたサイト  「チョコレートドーナツ(予告編・動画)」 

                  「鹿の鳴き声」  「狐の鳴き声