水曜日

名古屋から日帰りの出張で大阪に来たAさん(64才)が、今日の最初のお客さん。

住之江公園での仕事が終わった後、会社の人と南の居酒屋で飲んだそうです。

でも、一刻も早く「かけふの店」に行きたかったので、「済みません。早目に名古屋に帰ります」と嘘を言い、飲み会を切り上げて、来てくれたそうです。

Aさんには、8年付き合った彼(73才)がいました。

その彼と新世界で飲んでいて、たまたま、SMの店に2人で入ったそうです。

そこで彼がSMに目覚めてしまい、とうとう彼から「別れてくれ」と言われたとか。

「今でも、彼のことを愛している。彼には幸せになって欲しい」と、Aさん。

「でも、誰か良い人はいないかな?」と、Aさん。

そこに、Bさん(69才)の来店。

AさんとBさんは離れて座っていましたが、2人の話が弾んで、「隣にいらっしゃい」とAさんが言い、「それならば」と、Bさんは席を移りました。

Aさんが名古屋の人だと聞いて、Bさんが話し出しました。

名鉄犬山線の沿線に住んでいた一人暮らしのお姉さんが入院した時の話を。

一番上のお兄さんは高齢。二番目のお兄さんは関東。

身動き出来るのは末っ子のBさんだけ。

お姉さんを嫌っていた奥さんの手は借りられず、Bさんは一人で、奈良と名古屋を何度も往復したそうです。

病院からの突然の電話があった時は、仕事を休んで名古屋に行ったとか。

交通費がかさむので、特急は止めて、朝一番の始発で名古屋に行くようにしたそうです。

月に3、4度も名古屋に行くうちに疲れも溜まり、「なんで自分だけが」と思い始め、「お姉さんは何時まで生きるのだろう」と、お姉さんの死を望む気持ちもわいて来たそうです。

入院、転院を繰り返して、9ヶ月目くらいにお姉さんは亡くなったそうです。

「病院の人も、葬儀屋さんも、すごく良い人達だった」と、Aさん。

お姉さんが亡くなって、来年で10年になるそうです。

犬山線の沿線の町々には、歴史があり、犬山城や、古い町並みがあり、すごく良い所だった」と、Bさん。

Aさんも・・犬山線の沿線に住んでいるそうです。

Aさんも5年間、お母さんの介護をしていたそうです。

奥さんへの遠慮もあり、Aさんが率先して介護をし、お母さんの入浴やオムツの交換などをしていたそうです。

新幹線の時間もあり、Aさんは帰ることに。

「また、会いましょう」とAさんがBさんに何度も言い(ハグして)、Aさんは帰って行きました。

Bさんの息子が、Bさんに言ったそうです。

「親父が元気な間に、温泉に行こう」と。

その結果、息子の招待で、湯原温泉で1泊してから蒜山高原(岡山)に行くそうです。

車2台で、Bさんと奥さんを含めた家族12人で行くそうです。

湯原温泉には旭川が流れているとか。

カラオケで黒川真一郎の「旭川」を唄った後、角川博の歌「ひとり三次へ」を入れて、Bさんが言いました。

「この曲は隠れた名曲でCDにはなっていないらしい」と。

Bさんが「ひとり三次へ」を唄い終わった後で、「どうしてCDになっていな曲を知ったの?」と聞いたら、ユーチューブで、たまたま見つけた」と、Bさんは言っていました。

隠れた名曲だって、すごいね。

三次(広島県北部)は、霧がよく出る街だそうです。

Cさんが、アツアツのお好み焼きの「イカ玉」を3枚、買って来てくれました。

みんなに出して上げたら、みんなが喜んで食べてくれました。

ありがとう。

D君は、日帰りで浜松に出張に行って来たそうです。

お土産に「醤油味のわさび漬け」と普通の「わさび漬け」を、くれました。

普通のわさび漬けは、コーヒーに入れるフレッシュ(メロディアン・ミニ)の様な小さなプラスチックの容器に入っていました。

「これって食べ切りサイズで、良いよね」と、みんなは容器をほめながら「わさび漬け」を食べて言いました。「美味しい」と。

E君は、会社の資金繰りのめどがたったそうです。

良かったね。