Aちゃん(60代後半)が、昔々の話をしてくれました。
Aちゃんの家に、当時、付き合っていた男が来たそうです。
目的は、セックス。
Aちゃんはどう云う訳か、その日は男とセックスをしたくなかったので、
断り、帰ってもらったそうです。
でも、夜になり、遊びたくなってハッテン場である〇〇城に行ったとか。
そしたら、そしたら、家に遊びに来た男と鉢合わせ。
男は猛烈に怒り出し、切れて、Aちゃんを なぐりだしたそうです。
Aちゃんはなぐられて、前歯が折れたとか。
次の日に、男が謝りに来たそうですが、帰ってもらい、2人の関係は
終わったそうです。
その後、Aちゃんは 花の都 東京へ。
「東京では、いつも脇に本を挟み 天ぷら学生をしていた」と、Aちゃん。
ハッテン場では学生を装うって、遊んでいたそうです。
「当時は、天ぷら学生が多かった」と、Aちゃん。
「天ぷら学生」と言う言葉は、本当に久し振りに聞きました。
「天ぷら学生」を知らない人は、自分で調べてみて下さいね。
「東京に出た当時は有線に、「おんな道」を よくリクエストしていた」と、
Aちゃん。
「おんな道」は浜圭介作詞作曲で歌唱は浜真二。 45年前の曲。
この曲の出だしは「生まれた時から みなし子で」ですが、カラオケで曲を流したら、「聴いていると、涙が出てきそう」と、Aちゃんは言い、しんみり昔を思い出していました。
Aちゃんが昔、言っていました。
「男と寝る時は、寝る前に金をもらわなくてはダメよ。 寝た後だと、
値切られるから」と。
「あ〜 人に歴史あり」 だね。
Aちゃんは、4階建てのマンションの4階に住んでいます。
「最近、夕方になったら打ち水をしている」と、Aちゃん。
「打ち水って・・綺麗な言葉ね」と、品を作ってAちゃん。
「何処に打ち水しているの?」と岡ちゃんが聞いたら、「4階の通路
(廊下)に」と、Aちゃん。
廊下に西日が当たって、コンクリートが熱くなっているので、打ち水をして冷ましているそうです。
Bちゃん(60過ぎ)は今日、かけふの店が3軒目。
今夜は何故か雄弁で、よく喋っていました。
「死んだ猫のことを思い出す。可愛かった」とか。
「家(借家)は、すごく便利な所にある。駅から2分。スーパーには1分。大病院も本近く。風通しがすごく良い」とか。
Bちゃんは、明日が休み。
喫茶店でモーニングを食べて、車券を買いに行き、4円パチンコをして、スーパー銭湯に行くのが、休みの日のBちゃんの日課。
「早い時間のスーパー銭湯は、死にそうな年寄りばかりなので滅入る」と、Bちゃん。