月曜日

Aさん(60代後半)と、B君は、三朝温泉に行って来たそうです。

三朝温泉は、温泉以外には何もなかった」と、Aさん。

街を散策して楽しむような娯楽施設は何もないそうです。

泊まった部屋は洋室。 Aさんがセックスがしやすいようにとか。

ツインのベッドを、B君がずらして並べたのを見て、Aさんはビックリ。

「そんなことして良いの?」と言うAさんに、「これって普通の

ことだよ」と、B君。

次の日は鳥取砂丘に行き、砂山を歩く時、AさんはB君に手を引いてもらったそうです。

砂の美術館(入館料は、大人600円)にも行ったそうですが、

今はドイツ展。

砂の建物や、砂の彫像の規模が大きくて、精巧なので驚いたそうです。

「ドイツ展から、次の出し物になったら、もう一度、行って見たい」と、Aさん。

三朝温泉のお土産として、「20世紀梨メモリアルピュアケーキ」を、もらいました。 ありがとう。

三朝温泉に行くことを、「〇サークルで一緒に活動している若い子と一緒に行く」と、Aさんが奥さんに言ったら、奥さんが言ったそうです。

「その若い子、変な趣味持っていない?」と。

それに対して、Aさんは「・・・・」

奥さんの感の良さに、Aさんは唖然としたそうです。

「ゲイの若い子」とは言えないので、「〇サークルの若い子」と、嘘を言ったとか。

昨夜はB君がよっぽど良い仕事をしたのか、Aさんは終始、ご機嫌でした。

B君は独身ですが、左手の薬指に指輪をはめています。

ある時、ラジュウム温泉(通天閣の下の銭湯)に行ったら、知らない人に言われたそうです。

「立派な物を持っているな。奥さんは喜んでいるやろ。・・

握らせてほしいな」と。

ラジュウム温泉で、金持ちそうなノンケの男に声をかけられたそうです。

「兄ちゃん、一緒に飲みに行けへんか?この辺で変なスナックを見つけたんや。客はお釜ばっかりで、安いんや。一緒に飲みに行こう」と。

お釜ばっかりのスナックって、ゲイスナックのこと。

ノンケの男に付いて行って、スナックに入った途端に、「あ〜らB君、いらっしゃ〜い」と言われても困るので、一緒に行くのを丁重に断ったそうです。

B君が、連れ込み旅館「菊屋」の所を自転車で走っていたら、60を過ぎたであろうデブで不細工なババーのパンパンに声をかけられたそうです。

「兄ちゃん、良い男やな。500円でやらしたろか」と。

B君は心の中で思ったそうです。 

“ デブで不細工なのに金、取るかー ”と。 

B君は、今夜も面白い話をいっぱい、してくれました。

昨日の日曜日は仕事で、店に来れなかったC君の来店。

C君と一緒に、Dさんの来店。

C君を見初めて、Dさん(アラ70)が付いて来たようです。

“ 確かDさんは老け専のはずなのに ”と、みんなは不思議に思いました。

Dさんは小柄で、大デブ。 

老けデブ専の人には、大モテの人です。

DさんがC君に色いろ話しかけるけれど、C君はどこか

つっけんどんな(無愛想な)応対。

C君のことを見初めてくれたのだから、もっと愛想よくすれば良いのにと、周りはヒヤヒヤ。

「C君はこの店には何曜日に来るの?」と聞かれて、「金、土、日、月の中の2日、来ています」と、C君。

「じゃー、今度また、会おう」と言って、Dさんは帰って行きました。