木曜日

Aちゃん(アラ70)は、歳を聞かれたら、「69才」と答えています。

付き合っているBちゃん(40過ぎ)は老け専なので、「僕はAちゃんが70でも、75でも良いよ。歳は関係ないよ」と、言っていますが。

Aちゃんの頭の中では、「70才って、すごい年だ。年寄りだ」と云う、イメージが焼き付いているそうです。

「実年齢ではなく、如何に今、元気か。気持ちが若いか」が大切だと、私は思うけれど。

Aちゃんが今、元気に立ちをしている様に。

Aちゃんは若い頃から、何となく男に興味があったそうですが、それが何を意味するのかは分からなかったそうです。

Aちゃんは20才を過ぎて、普通に結婚。

50を過ぎた頃、ゲイ雑誌薔薇族を知り、薔薇族見て、新宿のゲイバーに行ったのが最初とか。

飲みに行ったスナックのマスターが、「あちらのお客さんが、『一緒に飲みませんか?』と言っておられるけれど、どうしますか?」と聞かれ、その人の隣に席を移ったそうです。

その人と、男同士のセックスの初体験。

「自分は男が好きなんだ」とは自覚はしたけれど、最初は自分の嗜好が分からなかったそうです。

でも、経験を重ねるうちに、「自分は若い男が好きだ」とか、「褌が好きだ」とかが、分かって来たそうです。

Aちゃんは今、Bちゃんにべた惚れ。 夢中です。

今日は、タワーサイドホテルで秘め始め。

「待ち合わせは3時。通天閣下。もし遅くなったとしても3時半」と、Bちゃんからメールが来たそうです。

寒風吹き荒れる3時前から通天閣の下で待っていて、Bちゃんが来たのは3時半だったとか。

Bちゃんの顔を見て、そして「遅くなってごめんね」の一言で、Aさんメロメロ。 即、Bちゃんを許したとか。

その後は、ホテルでチョメチョメ。

Bちゃんの腕枕で、やり疲れたAちゃんは仮眠。

「いびき、かいてたか?」とAちゃんが聞くと、「かいてなかったよ」と、Bちゃん。

去年の2人のデートは寿司で食べ治めをしたので、今年の食べ始めは(ホテルの後)寿司にしたそうです。

「今度は、来週のいつ会おうか?」と、Aちゃん。

Aちゃん、Bちゃん、今年も宜しくお願い致します。