Aちゃん(60半ば)は今日、映画館帰り。
「今日はホモが少なかったので、落ち着いて映画が見れたわ」と、Aちゃん。
Aちゃん、大学の専攻は化学。
クラブ活動は、映画研究部。
今度、映画研究部の仲間と名古屋で会うそうです。
集まるのは女ばっかり。 「まるで女子会だよ」と、Aちゃん。
Aちゃんを入れて全員、女だもんね。
Aちゃんが大阪に越して来る前(他府県)、地元のゲイスナックのマスターがAちゃんに言ったそうです。
「海外旅行に行きたがっている人がいるけれど、一緒に行って上げてくれない」と。
その人は県庁に勤める、偉いさん(所帯持ち・7才くらい上)。
その人とは3回、旅行。 1回目はメキシコ。
2回目はオーストラリア。 3回目はイスラエル。
彼は偉いさんなので、まるで部下に命令でもするような口調。
一言一言に、カチンと頭に来ることもたびたびだったとか。
そして彼は岩に対する、何らかの信仰を持っている様な人だったそうです。
オーストラリアのエアーズロックに行き、Aちゃんは登ったそうですが、彼は登らなかったそうです。
「なぜ登らなかったの?」と聞いたら、「僕は高所恐怖症だから」と、答えたとか。
そして彼は、大酒のみで、方向音痴でもあったそうです。
「あ〜、これだったら例えツアーの旅行でも、一人参加は無理ね」、Aちゃんは納得。
ゲイスナックでは、何となく皆から煙たがられていた彼も、Aちゃんとの3回の旅行で(ずけずけモノを言うAちゃんのお蔭で)丸くなったそうです。
Bちゃん(60半ば)の来店。
Bちゃんは彼(Cちゃん)の家に2、3日、滞在しての帰りだそうです。
BちゃんとCちゃんは先月、バス旅行ツアー(行き先は下呂温泉)に参加したそうです。
参加者は20人位で、大型バスはガラガラ。
夫婦者でも2人、別々の席に移ってのんびり座っていたそうですが、出会ってまだ4ヵ月のBちゃんと、Cちゃん(アツアツ)は、2人席でピッタリ引っ付いて座っていたそうです。
Bちゃんが付き合った前々彼も、前彼も、そしてCちゃんも、みんな金持ち。
Cちゃんとは、4月に海外旅行に行くそうです。
前前彼や、前彼とも海外旅行には、何度も連れて行ってもらっていたそうです。
ウクライナも行ったことがあるそうです。
船旅では、毎日のベッドメークと共に、タオルで作った動物が置いてあったそうです。
それを見て、Bちゃんは感動をしたそうです。
Bちゃんは18、9才の時に、京都のゲイスナックデビュー。
最初のゲイスナックは「ラグ」。
今夜は、Aちゃんも、Bちゃんも、機関銃の様に面白い話をいっぱい、してくれました。