Aさん(60過ぎ)と、お連れさんの来店。
お連れさんは40過ぎのBさん。
2人は今日、某スナックで初めて会い、一緒に飲みに来てくれました。
「男の初体験は中1の時です」と、Bさん。
Bさん、中学の部活は陸上だったそうです。
顧問の先生に、居残りを言われ一人、残っていたら、先生に食われてしまったそうです。
先生に食われた後、先生はパンとコーヒーを、いつもくれたそうです。
「先生に抜いてもらうのは自分でするより、気持ち良かったし、抜いてもらうのと、パンとコーヒーで、一石二鳥でした」と、Bさん。
Bさんがゲイスナックに出入りするようになったのは、沖縄に赴任中の時だったとか。
Aさんが18才の時、新世界で仕事があったそうです。
その仕事が早く終わり、みんなが「帰ろう」と言ったそうですが、Aさんは映画を観て帰ることに。
そしてその時、行った映画館で手を出され、即、組合員になってしまったそうです。
飲み歩きだしたのも、その頃から。
だからゲイ歴は40年以上だそうです。
Aさんにはもう、何十年も同棲しているお父さんがいて、今は介護の様な事をしているそうです。
昔は、その父さんと一緒に、ノンケ相手に水商売をしていたとか。
Cちゃん(50代後半)、学生時代はよく一人旅をしていたそうです。
武家屋敷がある角館が好きで、角館を中心に東北4県を、旅したそうです。
沖縄の離島の民宿を手伝いながら、ひと夏を過ごしたこともあるそうです。
叔父さんが戦死したサイパンにも行ったことがあるそうです。
それぞれの旅先で、例えば角館では、侍と、その妻の幽霊を、沖縄では琉球王朝時代の人達や、兵隊さんの幽霊を見たそうです。
サイパンでは、日本の兵隊さんがこもった壕(ごう・ほり)に、見学で入ったそうです。
でも、すごい霊気だったので、直ぐ出て来たそうです。
「僕の守護霊は戦死した叔父さんだ」と、Cちゃん。
88才のお母さんに言わせたら、Cちゃんは叔父さんにそっくりだそうです。
「戦死した叔父さんも、ゲイだったかも」と、私。
私は思います。 「幽霊が見えなくて、良かった」と。
Dちゃん(70過ぎ)は、殺処分になる捨て犬や、捨て猫の里親探しのボランティアをしているそうです。 偉いね。
Dちゃんは1才の猫(キジトラ)を飼っているそうですが、可愛くて、可愛くて、仕方がないそうです。