月曜日

Aさん(70半ば)の来店。

Aさんが現役の頃、岡ちゃんの会社と同じビルに、Aさんの会社もあったそうです。

だから、Aさんと岡ちゃんは昔から顔見知りだそうです。

Aさんの韓国人の友達(歯科医)が、話してくれたそうです。

韓国の某美容整形クリニックに行くと、大きなビンに顎(あご)の骨が無数(何百人分?)に入れられ、飾ってるあるそうです。

何故か? えらのはった顎の骨を削って、顎を細くするための手術で、削られた骨を集めて飾ると云うことは、それだけ、そのクリニックが流行っていると云う証だとか。

韓国人にとって、美容整形は日常茶飯事。

削った骨を飾るって、ちょっとキモイ感じもすると、私は思うけれど。

Aさんの友達(Bさん)が50年くらい前、ゲイスナックを始めるに当たり、親にカミングアウトをしたそうです。

当時はまだ、ゲイが認知されていない時代。

親や兄弟からは親不孝者と、白い目で見られたそうです。

そのBさん等(組合員)とAさんは十何年か前、大分に旅行に行ったそうです。

宇佐神宮に行った時、長い階段があり、Bさん等2人は参拝をあきらめたとか。

Aさんは、Bさんに頼まれたそうです。 

「『親父が早く死んで遺産が入ります様に』と、私の代りに祈って来て」と、冗談まじりに。

そして、賽銭代として5円玉を5個、預かったそうです。

長い階段を登って参拝。

境内を回ったら、賽銭箱が6個。

預かったコインは5個。

1個、足らなかったのでAちゃんが10円玉を立て替えたそうです。

宇佐神宮のお参りを済まし、ホテルでくつろいでいる時に電話。

「Bさんの実の兄さんが亡くなった」と云う知らせ。

Bさんにとって、お父さんも兄さんも煙たい存在。

Bさんにとっては、万々歳。

宇佐神宮の霊験あらたかなのに、みんなは驚いたそうです。

お父さんはその後、99才で亡くなり、Bさんは多額の遺産を継いだそうです。

Aさんは今月、Bさんら組合員と、仙台を拠点にして東北旅行(4泊5日)に行くそうです。

7月の末には、ノンケの友達と北陸旅行に行くそうです。

みんなで海に潜り(Aさんは水遊び)岩牡蠣をとって、海辺で焼いて食べるそうです。

「海中で、コテみたいなのを使って岩から牡蠣をはがすの?」って、私が聞いたら、「岩ごと持って上がって来るの」と、Aさん。

「地元の漁業権を侵害して、泥棒にならない?」と聞いたら、「大丈夫。大丈夫」と、Aさん。

でも、とれとれの貝を焼いて食べるって、美味しいだろうね。

Aさんは頭が良く、話し上手。

私が1、ふったら、Aさんは10、面白い話をしてくれました。

私達は笑いっぱなしでした。

Aさんは、アニサキスから、火力発電、原子力発電の話もしてくれました。

凄い博識に、ビックリ。

Aさんには、Aさんお手製のイチゴジャムをもらいました。

ありがとう。