日曜日

朝 起きて、デジタル時計を見ると、時刻は5時40分。

温度は28度で、湿度は62%。

これって、不快指数で言うとなん%になるのだろう。

そして、ビュービュー強い風が吹き荒れていました。

図書館は月曜日が休みです。

今、借りて来ている2冊の本の返却日が7月2日(火曜)。

ギリギリに本を返すのに抵抗があるので、雨の中、今日、返しに行きました。

昼からは横殴りの雨。

足下がビチョビチョに濡れるのを覚悟で、半ズボンに雪駄、そしてビニール傘という出で立ちで家を出ました。

返した本は、角川ソフィア文庫のの「枕草子」と、白川静と渡辺昇一の対談集「知の愉しみ知の力」。

枕草子は途中で興味が薄れ、読むのを止めました。

「知の愉しみ知の力」はちょっと難しかったですが、漢字文化の大切さがよく分かりました。

今日、図書館で見た絵本で、良い絵本がありました。

図書館ではG20に参加した20ヶ国の絵本を展示していたので、カナダの絵本を見ました。

絵本の題名は、「うみべのまちで」です。

海の底の炭坑で、かってはお爺ちゃん(故人)が働き、今はお父さんが働いている少年の日常を描いた絵本です。

朝、少年がまだ寝ている間にお父さんは仕事に行き、少年も起きて、友達と遊びに行ったり、お母さんから頼まれた買い物に行ったりします。

そして夕方、お父さんが帰って来て、一緒に夕食を食べ、食後、みんなでの一家団らんを描いた絵本でした。

そして絵本の最後に書いてありました。

この海辺の町の子供達は高校を卒業すると、何の疑いもなく炭坑で働く。

それが自分の人生だと、思っているから、何の疑問も抱かず、炭坑で働くと。

たった、それだけの内容でしたが、お爺さんと、お父さんと同じ道を進むって良いなーと、感動しました。

私には、人生の選択肢が多過ぎて、何も得ないまま、中途半端に人生を終わりそうです。

自分が選んだ道ですから、仕方ないですが。

とう云う訳で、この絵本に感動しました。

図書館から外に出たら、雲が切れて薄日が差し始めていました。

今日の歩数は、3,878歩で、2.9km。

今日の出費 

ライフ(豆腐・ひら天・野菜天・餃子・焼餅・鮭弁)1,209円

明日も、世界のみんなが幸せでありますように。

「かけふの履歴書」

誠のマスターは、本当に顔が広い人で、彼に連れられて色んな店に行きました。

その中の1軒に、「大光」というスナックがありました。

何故か、大光のマスターが好きになり、以後、一人で飲み行っていました。

私が飲み行く時間は何時も早い時間で、他にお客さんが居たことがありません。

このスナックでは、女の人も入れていて、頼まれればデカイと評判のペニスを、彼は出して見せていたそうです。

私は彼のを見てみたかったのですが、見る機会はなかったです。

プロの写真家に撮ってもらったらしい彼のヌードの写真もありました。

彼がヌードで左腕を肘枕して横向きに寝て、股間は扇子で隠された写真でした。

このマスターには笠屋町にあるサパークラブに連れて行ってもらったこともありました。

肉体関係はなしで終わりましたが、印象深い人でした。

後日、このマスターの死を看取ったという人(Aさん)が店に来ました。

そのAさんが店に来た時、私に、「自分の住んでいるは、富士マンションだろう」と、言われた時は大いにビックリでした。 

彼は、過去に私の所に来たことがあるようです。

それはずいぶん昔のことです。

誠で客として飲んでいたある日、初めて会った2人の人を、帰りの電車がなくなったということで、狭い私の部屋(1K)に泊めたことがありました。

6畳の部屋で3人、枕を並べて寝ました。

その時、北側の壁から、私、隣がBさん、その隣がCさんの順に寝ました。

この日の翌日、寝ぼけている私は、Bさんに体を奪わられていました。

私はBさんに抱き着き、Bさんに両足をからませて、ヒーヒー悶えていたのです。

Cさんが側で寝ていたので、よけいに燃え上がったのかもしれません。

その後、Bさんと私は一緒に風呂に入り、体を洗い流しました。

この時、側で寝ていたCさんが、私の住んでした「マンション名」を言い当てたAさんだったのです。

つまり、Aさんと、Cさんは同一人物だったのです。

でも、人が寝ている隣でのセックスは、あえぎ声が出せない分、最高に燃え上がるセックスでした。

これ以後、Bさんに2度と、会うことはありませんでしたが、当分の間、Bさんに恋い焦がれていました。

この時のセックスは、私の数少ない思い出のセックスの一つで、今、思い出しても体が熱くなって来ます。

身体の関係がなかった人でも、惚れた人は何人もいました。

ある夏の日、Dさんは浴衣を着て、飲みに来ました。

もろ肌を脱いで椅子に座り、右足を椅子の上に乗せた姿は、浴衣の裾がめくれて右ももがあらわでした。

短髪のDさんは、抱きつきたいほどの色気がありました。

彼は歌も上手で、大木伸夫の「涙の酒」をカラオケで唄いましたが、歌の中で「あ〜あ〜あ〜」の節回しが最高にうまかったです。

Dさんは50才前後で、自衛隊のヘリコプターの指導員だとの人の話。

それに、人の話ではハードなMとのこと。

この頃の私にとって、最高のあこがれの人でした。

Dさんは、中肉中背、色が白くて、きめ細やかな肌、縄が似合うだろうなと私の想像をかき立てる存在でした。

この頃は、私はいつも、誰かに恋をしていました。

             つづく

  大木伸夫歌唱「涙の酒」 動画