「かけふの履歴書」
山陽の彼は、東京の大学に行ったようです。
東京のYMCAのプールに通っていたそうですが、水泳の先生は赤褌(六尺)で、生徒は全員、フリチンだったそうです。
頭の中だけで考えると、勃起して来そうですが、銭湯と同じで慣れて来て、何も感じなくなるようです。
でも、フリチンで泳ぐって、気持ち良いですよね。
水の中ながら、空を飛んでいるような、宇宙遊泳をしているような、何とも言えない解放感です。
股間からフォアーっと、神様に抱かれているような幸福な気持ちになります。
山陽の彼の次に付き合ったのが、岡ちゃんなので、「かけふの履歴書」も終わりに近づいていると、いうことです。
今までのブログを読むと、私が如何にも不特定多数の人と遊んだかのように、読み取れると思いますが、そんなにも、遊んではいません。
ただ、憧れで終わった人も、いっぱい、いました。
私がスナック誠の中に入って手伝いをしている時に、よく来てくれたアベックがいました。
仮に、Aさん(私より少し年上で独身)と、B君(私と同い年)とします。
2人は毎週、週末はAさんがBの所に泊まりに行っていました。
Aさんは、A新聞に務めている人で、私は片思い。
Aさんの相手のBは、店に来る度に私に嫌味(いやみ)を言う、憎々しい(にくにくしい)奴で、嫌いでした。
何でもない時に私に、「勝負しよう」と言うのです。
私には、何を、どう勝負をするのか、全く理解できませんでした。
本当に、変な奴で、ニヤニヤした、眼がクリクリと大きい男でした。
僕が嫌いなら、誠に来なければいいのにです。
でも、よく店に来るのです。
ある時、勝負の意味が判りました。
AさんがBに言ったようです。
「かけふが好きだ」と、言う様なことを。
それで、Aさんが、Bを選ぶか? かけふを選ぶか? 勝負をしようと言っていたのです。
私はAさんが大好きでしたが、他人の男を横取りしようと思ったことは一度もありませんでした。
Bは、何かにつけて私に対して嫌味タラタラだったので、私はもう、うんざり、でした。
そのAさんが突然、劇症肝炎で福島区にあった古い大学病院に入院をしました。
誠のマスターと、私は見舞いに行きました。
病院は古くて暗い建物でした。 もう、移転しましたが。
Aさんは意識がない状態でした。
Bは、病院の中では、まるで古女房のような振る舞い。
病院の中では完全に女。 女房きどり。
「Aさんのオムツが、どうのこうの」と。
「私はこの人の妻よ」と、胸を張っている感じでした。
私に対する、あてつけだったのでしょうか?
そして、Aさんに掛けられた白いシーツを指さして、「このシーツの下は裸でフリチンなの。カテーテルが入れられているの」と、Bは薄ら笑い。
そのAさんも、病には勝てず、亡くなってしまいました。
その後が大変。
Bが、Aさんの家に乗り込んで、内縁の妻としての遺産の様なものを請求したようです。 後で、聞いて、ビックリ。
その後、たまに新世界でBを見かけましたが、Bは何処かに行ったのか、見かけることはなくなりました。
このAさん以外にも、思い焦がれている人が居ました。
その人は和歌山から週末毎に、大阪に飲みに来ていた人です。
彼も、相手がいましたが、好きでした。
でも、何も無しで終わりました。
岡ちゃんと付き合い始めてからは、誰とも遊んでいないので、今の中に、昔のことを書いて置きます。
派遣社員的立場の、背が高く恰幅の良いお坊さんとも短期の間、付き合っていました。
好き嫌いに、関係のない人でした。
奥さんはいましたが、子供はいませんでした。
派遣社員的立場の坊さんとは、大きい寺に所属していて、「何処どこ地区の誰々さんの所の法事に行ってくれ」と指示をされ、法事に行き、月に一度、本山にお金を納めに行く人です。
奥さんが不在の時、彼の家にも行きましたが、2人の関係は、自然消滅をしてしまいました。
5回、以上のセックスがあったのに、寝間のこと、何も覚えていません。
面白くも、何ともない、セックスだったのでしょう。
つづく
「かけふ日記」
一昨日、会ったAさんは、5月の10連休の金曜日に英都に行ったそうです。
最近は、毎金曜日が割引ディーで入館料は、一人1,200円です。
Aさんは、三桁専だから、「『老け老け』と言われている英都に行っても無駄足かも」と、思いつつ英都に行ったそうです。
ところが、ところが若い100キロ級の子がいたとか?
その若い子に手を出したけれど、無理と判ってパス。
「仕方ないな」と、布団の中で、うつら、うつら、していると誰かが手を出して来たとか。
「もう、鬱陶しいなー」と、薄目を開けて見ると、90キロはありそうな50才くらいの男だったとか。
Aさんは、その男で手を打ったそうです。
EDの薬は飲んでいるとはいえ、反応の鈍い70才の男相手に、彼は一所懸命、頑張って、射精するまで尽くしてくれたそうです。
Aさんは、感謝、感謝、だったとか。
英都については、「ダメ元でも、行って見るものね」と、Aさん。
私が、Aさんに言いました。
「最近ね、自分の体で、人体実験をしているんだ」と。
最近、私は寝る時、手首に御守りを付けて寝ています。
御守りにヒモが付いているでしょう?
あのヒモを右の手首に掛けて寝るのです。
「良い夢が見られますように」と、祈りつつです。
私は一晩に3つ、4つの夢を見ます。
それら全てが、どうでも良い様なつまらない夢ばかりなので、見甲斐のある夢を見たいと実験中です。
それが、それが、御守りを付けて寝出してから夢の内容が代わって来たのです。 良い方に。
そのことをAさんに話したら、「へー、色のある夢を見るの?カラーつき?私、今まで見たことはないわ」と、Aさん。
少しは増しになった夢って、私の気のせいでしょうか?
内容の充実した夢と云うことです。
ちなみに今朝の夢は・・、「ヘビは体にいいから、ヘビを食べてごらん」と、誰かに勧められました。
ヘビの姿焼きやら、ヘビの皮だけを焼いた物が現れ、「どうしようかな?ヘビ料理は美味しいだろうけど高いし、同じ金を出すのなら、精が付くモノより、もっと栄養のある物が良いかも」と、思案をしている夢でした。
もう人体実験を始めて1週間は過ぎました。
これから、どんな夢になっていくのでしょうか?
精神が、おかしくなったりしたら、困るね。
今は、7月11日午後8時38分
今の部屋の温度は、28.8度、湿度は56%
天気は、曇です。
ちょっと、蒸し暑く、息苦しいので、扇風機を掛けています。 弱で。
今日は家を一歩も出なかったので、歩数も、出費もゼロ。
明日も良い日で、ありますように。