土曜日

朝食を食べながら、なにげなくテレビを見ていて、進んでいる日本の土木技術を誇らしく思いました。

見ていた番組はNHKの「突撃!カネオくん(再)首都高のお金のヒミツ」で、元猿岩石の有吉が司会をしている番組です。

内容は、地上何重にも張り巡らされた高速道路、そして世界に誇る高い技術力を駆使して造られた地下高速の話しでした。

一番驚いたのは、コンクリートの円筒形の塊を見せ、「このコンクリートの優れた点は?」の質問でした。

質問の答えは、「ひび割れなどを自分(コンクリート自ら)で補修する」でした。

どういうことかというと、コンクリートにひび割れなどの不都合なことが起こった時、コンクリーの中に埋められたバクテリアが水分と空気でカルシュウムを出し補修する・・でした。

こうすることによって確実に100年は持ち、200年も夢ではないそうです。

凄い、すごいと、私はただ驚くばかりでした。

前に、コンクリートから空気を抜くことによってコンクリートの寿命が延びるという話は聞いたことがありましたが、それ以上の技術です。 すごいですね。

今日は薄曇り、何もしたくない感じだったので読書。

昨夜は、芥川賞を受賞した「コンビニ人間」を読み終えました。

読み終えたのは11時半。

小説の主人公は同じコンビニで18年も勤めるアルバイトをする女性。

コンビニでしか生きていけない女性で、世間の枠から完全に外れた女性でした。

話しの途中から、とんでもない方に話が進んで行き、私は面喰ってしまいました。

そして今日は、中澤日菜子著の「お願いおむらいす」を読み出し、読み終えました。

この小説と「コンビニ人間」と重なる部分があり、それは「正社員として働くか?自由がきくアルバイトとして働くか?」とか、でした。

「お願いおむらいす」は、「グルメフェスタ(食の祭典)」を軸にしての5つのオムニバス形式の小説でした。

コンビニ人間」ともども、色々考えさせられる内容でした。

次は、千早茜著の「神様の暇つぶし」を読むつもり。

現実から離れて本の世界に思いを巡らすのが、今は一番の楽しみです。

今日の新型コロナウイルス感染状況(昨日一日の増加数)です。

米国、2万1850人。 ブラジル、3万0925人

ロシア、8718人。 英国、1810人。

インド、1万1627人。 イラン、2886人。

中国本土、5人。 南アフリカ、3267人。

エジプト、1152人。 韓国、39人。

そして日本は、40人。 クルーズ船(横浜)は除外。

米国、ブラジル、インドの増加数は相変わらず凄いです。

大丈夫でしょうか?

今日も日が暮れて来ました。 

明日の日曜日が、みんなにとって幸多き一日でありますように。